おとり広告と製作実績
せっかく良い技術や外部にアピールできる技術や過去の製作実績を持っているのにアピールが下手なので、新規顧客開拓や受注に結びついていない企業が少なくないと感じます。
逆に少々背伸びしながらも、より難しい加工技術や製造に挑戦して苦しみながらも、新規顧客開拓に成功しつつ自社内のスキルアップに成功している企業もあります。
そして更にもうひとつ、実際に社内に高い技術を要求される加工技術も社内実績も何も無いのに、単に頼めるところを知っているレベルの内容を堂々とアピールして受注に結び付けて、実際に受注したら外部に製作を委託して、自社の実績として販売する企業もあります。
さて業界として全く違う不動産業界では、いわゆる”おとり広告”がたびたび問題になっていますよね?
これは販売する意思のない物件を客引きのために掲載して、実際に店舗に訪れたお客に対して違う物件を売りつけるという違法な商売の方法ですが、何年なってもこの新規顧客開拓の手法は無くならないようです。
まぁというよりもネットが普及して店に飛び込んで物件を探すよりも、スマホで物件を探す人が圧倒的に多い現代では、いかにネット上に集客効果の高い物権を流すかどうかで売り上げが違うのですから完全に根絶するのは非常に難しいのかもしれませんね。
ものづくりの事なら何でもご相談ください・・。
これで物を作る事に関する相談は何でも入ってくるというほど、世の中甘くは無いことはよく知っていらっしゃると思いますが、どうすれば問い合わせが沢山入ってくるかどうかを一生懸命考えて実行に移している企業は多くないと思います。
私が製造業に関係する様々な企業を拝見していて感じるのは、まずは自分の会社の過去の実績や持っている技術を掘り起こして紹介するとか、少し視野をかえればどんな技術を提供できるのかを、もっとアピールできるのでは無いかと感じますね。
インターネットでのアピールはより具体的にしましょう
別におとり広告をしましょうと言う事ではなくて、インターネットでは何か必要な情報を探すときには、まずは具体的なキーワードを打ち込んで探そうとしますよね?
将来的に人工知能対応ホームページにでもなれば、良い加工品や製品さえ作っていれば人口知能が勝手に判断して表示してくれるようになるのでしょうけど、今は自分で検索される事を考えてアピールしなくてはいけないのです。
その何が言いたいのかと言いますと、他の業界と比べますと宣伝広告が日本の製造業は大人しいのではないかなと感じるのです。
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