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特定の業界に限ったことでは有りませんが、インターネットが普及し始めた黎明期と呼んで良い時代であれば、大手企業だろうと零細企業だろうとネット上では対応の戦いが出来た時代も有ったと思いますが、やがてインターネットの仮想空間上でも資本が成果を左右するという事になってきますよね?

自分で無料で作成した簡単なWEBサイトと数百万円以上の初期投資と毎月数十万円のランニングコストをかけているWEBページでは、まずアクセス数で圧倒的な差が出てしまいますし、ユーザーも目が肥えていますから簡単に作ったホームページでは新規客を獲得することが、どんどんと難しくなって来るのであります。

日本におけるネットビジネス(仮想商店街)の先駆者でありトップブランドだった楽天市場の凋落を意味するもの(楽天市場の凋落と衰退の原因を考える

ほんの数年前までは日本でインターネットショッピングする代表格といえば楽天市場だった訳ですが、気がつけばAmazonの後塵を拝している状態ですね。

これが実店舗と言いますかリアルな現実世界でしたら、トップの座から滑り落ちるのにもっと時間がかかったと思いますし、凋落する落差に関してももっと穏やかなものだったに違いないです。

さて今回の本題であるインターネット上の営業活動について書いてみたいと思いますが、ホームページからの引き合いに対する感覚(感想)は見事に2つに分かれています。

  1. インターネットからの引き合いは見積もりを出しても決定率が低いし、時間をかけて提案書を作って見積もりを受け取ったきり、何の返事も来ない(普通であれば断るなら断るでちゃんと連絡が来る
  2. 何と言っても新規開拓はホームページからがメインで、毎月の新規顧客はほぼホームページからのもので、これ無しで新規顧客開拓は考えられない

とはっきりと2つに分かれているのが現状ですが、実はこのどちらも正解です。

この状況が真っ二つに分かれる原因というのは、前者のインターネットの引き合いは成約率が低いという場合は、競合相手が非常に多くて見積もりを頼む方も短時間で頼めそうな所をネットで検索して、沢山の工場に見積り依頼をしている場合です。

この場合は見積もり回答も沢山戻ってきますから、断る会社に対して丁寧にお断りのメールを入れない場合が多いのかもしれません。

逆にネットからの新規顧客開拓がうまくいっている企業というのは、ネット上で競合しているライバル企業が少なくて、対応できる工場を探して入ってくるから成約率が高いという場合が少なく有りません。

ここを見誤りますとWEBに注力しなくてはならないのに手を抜いて商機を捨てていたり、また逆になってしまう場合もあるのです。