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元々AI(人工知能)はコンピュータの中で作られるわけですから、インターネット上の仮想現実の世界でしたらホームグラウンドと言えるわけですね?

さて今回の話題はAi搭載したロボット(と言っても仮想現実の中)が人間を相手にして会話(文字を使ったチャット)をする事の問題点について書いてみようと思います。

確か落語でこんな話が有ったのを思い出しましたが、大勢の奉公人を使う商家の大旦那が奉公人に飯を食べさせるのが勿体無いという事で奉公人の半分に暇を出して、今で言うリストラを行ったそうです。

その結果、それでも店は運営できるので今度は残っていた奉公人にも暇を出して奥さんと二人で店をやるようにしたら、それでも店は回ったのだそうです。

でご想像通り次は奥方に暇を出して自分ひとりで店を切り盛りしていたのですが、もしかしたら大旦那自身(自分)もいらないだろうと、首をくくったという話が有りましたが、人を削減して置き換えることが出来る事と置き換えるべき事とは違うと思うのです。

といった極めて個人的な感情を元にした感想はさておきまして、AIの活用もある程度に留めないと、人の能力が退化するだけだと思うのです。

人が他人とのコミュニケーション能力を高めるには、やはり体験を積み重ねるしかないのでして、色々な人と接して会話する事によってコミニュケーション能力が向上しますよね?

それがAI技術を活用したチャットボット(チャボット)が普及したら、コミュニケーション能力が高い人は減って行ってしまうのは間違いありません。

つまり企業の一番の財産である人材育成が疎かになるとかいう問題が見えないところで蓄積してくると思います。

もしかしたら人の心が荒れる

ロボットに感情があるかどうかは別にしまして、基本的にロボットには感情は今のところありませんから暴言を吐かれたとしても、感情を害する事無く的確に対応する事が可能ですが、まぁ人の気持ちが分からない人が増えることがないと良いですよね?