バックキャスト(バックキャスティング思考)とは
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最近、バックキャストとかバックキャスティング思考という単語がインテリ層とかコンサルティング系の方から出てくるようになってきていますが、あちこちに書かれていることが何だか間違いが多いようなので、ここに私が考える正しいバックキャスト(バックキャスティング思考)について書いておこうと思います。
未来の自分が今の自分の行動を決めているという事
例えばですね貴方が営業担当の社員だったとして、客先に向かって移動中だとしましょう。
その客先に向かって移動している営業マンの貴方は未来の客先に到着して営業活動をしている貴方が居て、その未来の客先に訪問している貴方がによって、移動していると考える事が出来ます。
もう一つだけ例をあげますと今あなたが本屋で本を購入しているとしたら、それは未来の本を読んでいる貴方が決めた未来によって現在、書籍を購入しているという事になります。
ですから一般的に言われている、未来を想像して今貴方が取るべき行動を考えるのではなくて、既に今貴方が取っている行動というのは未来の貴方が決めたことに向かって進んでいるに過ぎないわけです。
ですから取り立ててバックキャスト(バックキャスティング思考)と言い出すまでもなく、エジソンもニコラテスラもみんな未来に発明に成功した自分が居て、その未来の自分が決めた行動をしているに過ぎないと言えるのではないでしょうか?
未来の自分を決める→未来の自分が過去を決める→行動する
企業経営でしたら今よりも規模も売上も三倍になった経営者の自分を想像して、というよりも決定してですね、そうしたら未来の自分がそうなるべき行動を自分に指示してくれると言ったら貴方は信じるでしょうか?
まぁ信じる人は少ないのかもしれませんが、自分自身の事についても製品開発の事についても、未来の明確な状態を先に自分が決めてしまえば、もう未来が決まっているんですから事は簡単・・・・・。
まぁ少なくとも困難に挑戦して成功した人は未来の明確な自分を知っていて、その未来の自分が決めた過去の自分が行動しているように思えて仕方がないのです。