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お会いする工場経営者の方から下請けからの脱却を模索中といった話を伺う機械が有りますが、今回のコラムでは下請けのメリットとデメリットについて考えてみたいと思いますが、色々な経営者の方とお会いして考え方が違うと感じる事が一つあります。

とある会社の経営者さんは下請けとしての仕事も受けますしそれ以外の直接取引も有るのだそうです。

よく言われる下請けのメリットというのに次のようなものがあります。

  • 営業費用が不要
  • 企画開発なども不要で指示通り作業をすれば良い

デメリットは御存知の通り・・なので書きません。

概ね下請けのメリットとして上記のような内容が有りますが、下請けとして仕事をしながら元請け企業のノウハウを吸収するという意識があるかどうかは、その後の展開が大きく変わって来ると思います。

もちろん元請け企業だって自社のノウハウ(企画や設計や営業など全般に及びます)を下請け企業で有っても絶対に出さないように注意していますが、ノウハウをなんとか吸収しようと強い意志の有無は結果が全然違うわけです。

自社製品の確立と営業力(販売力)

下請けからの脱却には基本的に自社(オリジナル)製品の確立とそれを販売する営業力(または営業ルート)の確保が重要になってくるわけですが、下請けの立場で仕事をしている間は不要な力ですから、そのあたりを意識して下請け仕事をしているかどうか、というのが下請けから脱却できるかどうかの肝ではないかと思います。

自社製品確立のツボ

他人の受け売りで申し訳ありませんが自社で対応できない部分を外部に補って貰うという発想と行動ができるかどうか?が大きいようです。

自社の独自ブランドを開発して販売してという出発点で自社の持っている技術(加工技術)で出来る製品を作るという発想からスタートするのか、出来ない事は出来るところ(工場)を探してきて作って(協力)してもらえば良いという考えながあるかないかイコール下請けから脱却できるかどうか、考え方の分かれ目ではないかと思います。

下請けの立場にある時はそのメリットを生かす事

下請けだから値段を買い叩かれるとか受注は親会社次第で見えないだとか、無理難題に対応しなくちゃ行けないだとか、もし愚痴を言ってそれらが改善されるのであれば、一日中そんな愚痴を言っていれば良いと思いますが何の改善にもなりませんし社内が暗くなるだけですよね?

それよりも今の会社が受けることの出来るメリットを探し出して受け取るという考え方が必要なのでは無いかと思います。

世界の松下も

自転車屋の小僧さんから商売を始めて直ぐに自転車屋が潰れてしまったので、電気屋になって自転車用の電灯を作っていたわけで、最初から世界の松下電器でなく個人商店から一歩づつ成長していった事はご存知だと思います。

いきなり最初から大手元請けメーカーでは無いのですから、チャンスは有ると考えて行動するのがオトクですよね。