価格交渉と新規顧客開拓
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何事も最初が肝心だと昔の人はよく言ったものだと思いますが、価格交渉の成功率といいますか交渉力の根源は取引開始時点の状況に非常に左右されてしまいますね?
つまり依頼者(発注者)から声をかけてきて御社の技術で是非このような加工をお願いしたいと依頼してきた場合と、逆に是非当社に依頼して下さいとお願いして取引が開始した場合とでは価格交渉における力関係が全然違ってきてしまうわけです。
新規顧客開拓の質について考えると
営業行為に対するイメージというのは人によって違うとは思いますが、多くの人のイメージでは客先に訪問して頭を下げて仕事を取ってくるみたいなイメージが強いのでは無いかと思いますが、たしかに実際に生身の営業マンが客先を訪問しての新規顧客開拓でしたら、やはりそのような頭を下げる営業スタイルにならざるをえないと思いますし、そのような営業手法もとても重要ではありますけど価格交渉力とか値下げ圧力に対応するといった部分ではどうしても不利になってしまいますから、別の視点から考えた新規顧客開拓も考える必要がある場合も多いのでは無いでしょうか?
ポジショニングは狭いほうが有利な場合も多いのです。
新規顧客開拓を考えた場合、出来るだけ自社技術は幅広く守備範囲が広いほうが顧客獲得に有利な面も有りますが、逆に明確に狭いポジションのを打ち出してしまったほうが顧客開拓が有利になって、その後の価格交渉でも有利な場合が多いようです。
いまはインターネットが発達致しまして他業者さんをかんたんに見ることが出来るようになっていますから、あえて狭くポジションを取る事で顧客開拓に成功している製造業者も多いようですので、いちどそんな視点で同業者を眺めて見るのは如何でしょうか?
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