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個人的にMicrosoft製品にその傾向が強いと思うのですが100人のうち99人が使わないような機能を付けるまでは良いとして、それをデフォルトの動作状況にしてしまう、お節介体質が製品開発にあるように感じています。

今私はWindows7を使っていますが、ウィンドウが勝手に最大化されるという機能でだいぶ作業を邪魔されました、もちろん設定を変える事によって勝手に最大化される(最大化から少し小さいところで固定しようとしても勝手に最大化されてしまう)事はなくなりましたが、どうもMicrosoft製品にはその傾向が強いように感じます。

ワードでしたら英数字を入力すると勝手に先頭の一文字が大文字に変わってしまうとか(別にシフトキーを押せば大文字になるのですから個人的には邪魔だと思います)、httpから始まる文字を入力するとリンクされてしまうとか、書き出しが一文字分下がるとか間違っても居ないし頼んでも居ないのに、勝手に日本語の表現がおかしいという意味で青い波線を入れてきたりします。

それが方言であったり、口語表現の場合でしたらもうチェックだらけになってしまうのでありますが、青い目の外人さんに日本がおかしいとか言われたくないですし、そもそもチェックするMicrosoft製品のほうが日本語が不自由なんですから、余計なことをしないでほしいと思うのです。

そしてそのMicrosoftが開発している人工知能となれば、どう考えてもお節介で目障りなものしか想像できないのです。

まぁ便利さとお節介を履き違えているのは間違いないのでありまして、それが証拠にExcelの印刷の不具合(見た目にはセル内に収まっていても印刷するとセル内に収まっていない場合がある)なんて10年以上前から指摘されているのに、いまだに直さない(Excelは計算するソフトなのでという理由ですが、文字や数字を入れないと計算できないですし、印刷する必要性も高いのですけどね)のですから、不便な所を放置してお節介に邁進するといった感じですね。

近年急激に発達している人工知能ですが、お節介な人工知能ではかえって使いにくくて困りますし、そもそも人間が頭を使わなくて済むようにというのは、白痴化計画みたいなものなのですから立ち止まって考える時期に来ているような気がします。