運営母体が商社という事もあってインターネットが今のように普及する以前からマッチング的な業務を行っているのですが、中間に介在してマージンを頂くというビジネスモデルだけでは対応できない案件も一定割合で発生します。

物やサービス提供事業者を探している会社とそれを提供する事業者の両方にコネクションが有って両社を紹介するときに、探している企業はできるだけ安く仕入れたいし、供給する事業者も利益を出来るだけ多く確保したいわけですから、間に商社が介在する事で中間マージンが発生しますから、どちらの企業も直接取引したほうが望ましいわけで、ネットを使ったマッチングが存在する意義がこのあたりにあるわけですね?

普段からお付き合いしている業者さん同士をつなぐ場合でしたら、仲介マージン無しの単なるご紹介というサービス業務で問題ないわけですが、将来的に商社の存在意義を考えた場合に色々と考えなくてはいけない事が出てきます。

潜在需要が大きい営業代行

良い技術を持っていて誠実なものつくりをやっていて腕の良い職人さんがいて真面目に仕事をしている反面、営業活動には無頓着というよりも、ものづくり一本やりで営業活動なんて出来ないし、そもそも何をやったら良いのか分からないという町工場が日本各地に非常に沢山存在しています。

全てではありませんが営業に無頓着な町工場さんの多くはインターネットの活用に積極的では有りませんから、ホームページを活用して新規顧客を開拓するような事もやっていませんし、そもそも本当にマーケティング技量が高いコンテンツ制作会社はとても少ないですから、業者任せでホームページを作ったとしても、簡単に顧客開拓が出来るわけは無いのですけど。

新規顧客開拓イメージ

足を使った営業が出来る総合商社の役割

インターネットを使った営業活動は出来ないけど素晴らしい技術をもっているとか、製品の良さをうまく世間に伝えられていない町工場が日本中で次々と姿を消しています。

大げさに表現すれば国力の低下に繋がる話ですし、人件費の安いアジア各国の付け入る隙がどんどん大きくなってくるという事ですから、何とかしなくてはいけないのですが、グローバル主義に染まっている政治に期待は出来ませんから、製造業で飯を食ってきた商社が頑張らないといけない時であると考えます。

需要があって利益に繋がれば商社は動く

難しい加工をやってくれる工場ですとか少量でも製作してくれる工場ですとか、高い技術で試作品を作ってくれる工場やアイデアを具体的に設計図に落とし込んでくれる設計者など世間が必要としている技術やサービスはまだまだ沢山ありますし、ネットで検索しても全てを探すことは難しく、むしろ少人数で職人さんだけで営業している工場ではネットで検索しても出てこないのです。

職人のイメージ

営業代行と成功報酬と新しい商社の姿を模索

需要と供給を取り持って利益を確保するという目的は従来のそれと変わりませんが、中を取り持って取引が発生するまでの部分で何らかの利益を確保して、その後の取引に関しては直取引が可能になる仕組みの確立を考えなくてはいけないと感じています。