新規顧客開拓に苦労している会社の特徴を一つ上げますと、名刺管理はおろか名刺の整理さえも全く出来ていないという場合が実に多いように感じます。

せっかく何かのキッカケが有って名刺交換したのに机の引き出しに入れっぱなしでそのままなんて事は無いでしょうか?

ダイレクトメールで新規顧客開拓をしようとすると

例えばまったく面識も何もない相手にダイレクトメールを作って顧客開拓をしようとするとリスト集めで膨大な時間を費やして、少なくとも1通あたり100円以上のコストがかかって反響率は1%未満というのが現実ですよね?

運良く1%の反響が有ったとしても1反響に1万円以上のコストがかかっている計算になりますね?

交換した名刺を最大限に活用するには

名刺は貰ったその日にデータ化します。(Excelでも名刺管理ソフトでもやり方は問いません)

・まずはお会いしたその日のうちにお礼のメールを送信しておきます。

このメールは結構重要でその後、長期間に渡って情報発信が出来るかどうかに関わっても来ます。

そしてデータベースに格納した相手には定期的にメールで情報提供(コストはゼロ)していったり、年末には年賀状を送ったりします。

はい、単純なたったこれだけの作業ですが出来ていない企業が実に多くて、机の引き出しと入れる一方の名刺入れには、貰いっぱなしの名刺が何十枚も有るのに全く放置、そんな企業に限って新規顧客開拓に苦労していたりします。

名刺交換した初対面の相手で商談成立ばかりじゃない

その時は取引が始まらなかったり小さな取引で終わってしまったとしても、2年後3年後に同じ状態だとは誰も断言できませんね?

状況は常に変化しますし、昔と違って電子メールというコストの掛からないコミュニケーションツールが有るのですから、名刺や顧客管理をしっかりして役立てない手は無いのです。

名刺(顧客管理)が出来ないうちは新規顧客開拓するな

だって顧客開拓でコストを使ってやっと訪問にこぎつけて名刺交換までしても、その場で取引が発生しない限り放置してしまうのですから・・・・勿体無いですよね?

・名刺を管理台帳(データー)に登録する 3分
・御礼のメール(場合によっては手)を送る 定型文なら2分

合計5分 でコストは0円

でデーターがドンドン蓄積していってやがてコスト0で百人にメールを送れる状態になったりしますね?

こんな簡単な事が出来ないのであれば私は新規顧客開拓はしないほうが良いと思うのです。