舶来品という言葉を最近使うことが少なりましたが、外国企業は高く売るための戦略を考えている企業が日本に比べて多いように感じます。

日本企業は真面目すぎる?

分かりやすい例を書きますとすっかり普及したスマホタイプの携帯電話ですが、製造コスト的に言えば実は部品点数は少なくなっていますから、従来のガラパゴスタイプの機種と比べて製造コストが跳ね上がったという事は無いのですが、価格設定は強気ですよね?

というか高く売る努力を惜しまないように思うのと、良いものを(世間に受け入れられる物)を作る部門と並行して戦略を考える人の存在がしっかりいると思うのです。

例えばダイヤモンドについて書いてみましょう。

ダイヤモンド市場はとある企業群が生産から販売までを一手に握っていて参入出来ない状態なのですが、噂によると大量にダイヤモンドが採掘されたとしても、計画以上のダイヤは焼却したり深海に投棄したりして、絶対に相場が下がらないように調節しているのだそうです。

市場を一手に押さえているから出来る技なのですが、偏見かもしれませんが日本企業というのは良いものを安く市場に提供する事を(建前であっても)至上命題にしまして実行している企業が非常に多いように感じます。

水道哲学では良いものを大量に生産して安く市場に提供する理念が有りますが、国内市場が縮小してきた事に合わせて、グローバル化して安い労働力が簡単に国境を超えて入ってきてしまうのですから、良いものを安くが至上命題では、消耗戦に突入してしまいます。

中途半端なポジショニングが問題

品質はさておいて価格面なら絶対に負けないというのは、中国やベトナムなど東南アジア諸国の人件費の安さに敵わないですし、では高級戦略と言ってもその場合は品質以外の戦略が必要になってきますよね?

私自身はあまり高級ブランド戦略に詳しくないのですが、高級ブランド戦略を維持するためには無意味と思われる部分にコストを費やす必要も出てくるでしょうし、商品と直接関係のない包装紙にコストをかけるような場合も出てくるわけです。

記憶にあたらしいところで某大手ハンバーガーチェーン店が安売りと高級志向を行き来して迷走していましたが、中途半端にどっち付かずの状態もジリ貧になってしまいますから、ある意味ではチャレンジしてノウハウを蓄積したと言えるのでは無いでしょうか?