よく日本の製造業は中小企業が支えていて技術力も名の知れた大企業よりも、縁の下の力持ち的に支えている下請け(系列)の中小企業が支えているとよく言われていますし、その通りだと思います。

さて話を日本の戦国時代にタイムスリップさせますが、後世に名武将と言われている戦国武将がたくさんいらっしゃいますが、ではその戦国武将が誰よりも剣術に優れて居て戦術にも長けていたかというと必ずしもそうではなかったのです。

剣術なら使えている家来の中にもっと腕の立つ剣術士が居たと思いますし、軍師と呼ばれる家臣を召し抱えていたと言うことは、戦略を立てるという部分でも武将よりも優れた家来(部下)が居て、それを上手に使いこなす(働いてもらう)事が出来た人が、後に名武将という事で名を残したのですね?

まぁ外部業者と家来では全然意味合いが違うのですが、かの織田信長(織田家)は元々は今川家の属国(下請)で、戦のたびに今川家の戦に織田家は兵を出さなくてはいけなかったわけで、結果的に下克上されてしまいましたけど、下克上の世の中でなかったら今川義元が織田家の力によって大きくなっていたのかもしれないですね。

外部の力を上手に利用しているのが成功した大企業?

自社内に何も技術が蓄積しないで全部が全部、外注(下請け)企業が技術もノウハウももっているという状態は、社内に技術的な蓄積が何もないわけですから、これはこれで非常に経営的に危険な状態ですし、逆に全ての事を社内にあるリソースだけでやろうとすると、よほど人材層が厚ければ良いですが、何か不足している技術やノウハウが有る場合、開発に時間がかかってしまったり場合によっては製品化を諦めるという事になってしまいますよね?

一部には下請け企業の技術を吸い上げるだけでなく特許まで横取りしてしまうなんて話もありますが、やはり多くの成功した企業というのは外部の力を上手に利用しているのではないでしょうか?