過去の経験値からの話になりますが、苦しい時に無理やり絞り出したようなアイデアというのは、苦しみ紛れそのもので成功した例がないと私は思っています。

逆に上手く行ったアイデアが出た時というのは、ある日ふと耳にしたラジオから流れていた一言だったり、クライアントと会話している時に出てきた言葉がヒントになったりした場合です。

こんな事は別に私が書かなくても多くの成功者と言われる経営者の方が口を揃えて言っている話ですから、何を今更感が強いと思いますが、あえて書かせていただいたのは日本はイノベーションと言いますか、改良して良い製品に作り上げるのは得意だけど、全く新しい発想で製品開発をするのが苦手と言われていますね。

個人的にはアピール力が弱いだけで日本製造業のイノベーション力が劣っているとは思いませんが、下請けからだっきゃくしたいとか、自社のオリジナル製品を開発して直接市場を開拓して経営を安定させたいという思いを持っている中小製造業の方の参考になればと思います。

誰もが無尽蔵のアイデアを出しては捨てている?

人の脳というものは不思議な働きもしますけど、逆にすぐサボろうとする天邪鬼な事をしたりします。

何か人の役に立って喜ばれる製品をわが社で開発したいなと何時も思っていると、やがてそれが顕在意識から潜在意識伝わって、身の回りに起きる様々な出来事からそのヒントを探し出そうと働き出すそうです。

だだヒントを見つけたら一瞬の閃きで本人に伝えて、それが伝わっていようがいなかろうが直ぐに次のアイデアを探す動きをしますから、閃きをキャッチしてメモに控えるなりしないと忘却の彼方へ埋もれてしまうようです。

なぜならばその良いアイデアのヒントというのは会議中に出てくることは滅多になくて、通勤の最中だったり商談中だったり、時やところは一切考えないからです。

ですから多くの成功した経営者の方は普段からメモを持ち歩いているのは当然として、寝ている時に良いアイデアが思い浮かんだ時に備えて、常に枕元に紙と鉛筆を用意している人が多いのだそうです。

アイデアが出てこない時は体を動かすのも良

別に激しく動かさなくても近所を散歩するだけで良いのですが、この時に大切なのは明るく楽しい気分を保つ事です。

昔アメリカでの実験の話を書きますが、否定的な考えを持っている人と楽天的な人を2つのグループに分けて、各自に新聞を渡して新聞に人の顔の写真が何枚掲載されているのかを数えてもらうという実験をしたそうです。

さてこの実験で顔写真を数えるというのは本来の目的ではなく、その新聞にはかなり大きな活字で「この記事の存在を主催に伝えたら100ドル進呈します」と書いてあったそうです。

そしてその実験の結果は、楽天的な考えをしているグループの人の大部分は記事の存在を主催者に伝えて100ドルを手にしたそうですが、否定的な考えを持ったグループはかなり大きな活字で書いてあったにも関わらず、写真の枚数を数えるのに熱中してしまって、記事の存在に気が付かなかったそうです。

つまり心が明るく開いていないと目の前に良いアイデアのヒントが大きく横たわっていても気が付かないという事なのです。

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