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コンピュータの進歩は年を追って倍々で伸びるという事ですが、最近になって急に量子コンピューターAI(人工知能)の話題を耳にする事が多くなってきました。

モノづくりの現場では産業革命以降、機械化と自動化が進みオートメーションに突き進んで来たわけですが、モノづくりのスタートとなる設計構想つまりアイデアを出して製品の形を考えるという領域にまで、機械が進出する事が現実になってきました。

工場のオートメーション

話は変わりますがGoogle製ホームデバイス Google Home というデバイスをご存知でしょうか?

簡単に説明しますと従来インターネットでホテルを探すとかレストランを探す場合、文字や音声で知りたいことを入力して、コンピューターはネットにある情報を探して一覧にして表示するだけだったのですが、次世代のAI(人工知能)技術を使ったシステムでは、ホテルやレストランの予約までしてしまうのです。

これを製造業界の設計に置き換えて考えてみますと、軽くて丈夫で使わない時は折りたたんで小さくしておく事が出来て製造コストも安い旅行用のスーツケースを設計しようとしましょう。

従来は何度も図面の修正をしますしCAD上でシュミレーションをしたり耐久性のシュミレーション(解析/CAE)をして、試作品を作って実物でテストを繰り返す事によって製品ができあがります。

まず構想段階で何度も何度もトライアンドエラーを繰り返す事になりますが、図面を書く道具や補助としてのCADシステムは有りますが、それに命令を出して構想を考えたりアイデアを出すのは人ですし、試作品の多くは人の手によって作られていますが、この領域にAI(人工知能)が入り込んでくる可能性が非常に高いです。

人は基本的な条件として体積と重量を指示すれば、その条件に合わせてAIは何万回ものシュミレーションを楽々とこなしまして、人が30日かかってやっていた設計の仕事を一日で試作品の発注まで行なってしまうなんて事が夢物語でも何でもなく現実になってきています。

将棋の世界でコンピューターが人間を超える日は当分来ないと言われていましたが、あっさあり凌駕してしまった事は記憶に新しいと思いますが、設計の分野が人の手からコンピューターに移ることも無いという訳にはいかないようです。

ただし人にできてAIには未来永劫出来ない領域というのも確かに存在するのです。

例えばGNP営業みたいな手法だったり、どう考えても合理的だと思えない製品の開発だったり最後の砦は残っています。

その領域にまで量子コンピュータに搭載されたAI(人工知能)が出しゃばって来てしまったら、もう人はやることが無くなってしまいますよね。