社会に出た時点では花形産業だった企業に就職したと思って喜んでいたら、いつの間にか気がついたら斜陽産業になってしまっていて、悔やんでも後の祭りといった事は産業革命からずっと続いてきた事ですね?

最近ではいわゆる士業と言われる一部や歯科医師なども高収入の代名詞というのは、とうに幻想に近くなってしまってワーキングプアを排出する産業になってしまっています。

さて話題を製造業に移動いたしますが、まず物を生産する仕事というのは、遠い未来まで決してなくならない産業ではありますが、その中身を見てみると同じ製造業でも、成長産業と斜陽産業が玉石混合状態で混ざっている状態です。

つまり少し視点を変えて立ち位置を変えるだけで斜陽産業から安定産業や成長産業に変われるという事ですから製造業というのは非常に懐が深い産業であると言えるでしょうね?

例えば下駄を作っている下駄工場で考えて見ましょう。

昔はみんな下駄を履いていましたから、安定産業でしたし人口が増える率に正比例して市場が大きくなる成長産業であったわけです。

ところが生活が洋式化して下駄を履かなくなってきますと、斜陽産業になりますし誰が考えても10年後に食えなくなる仕事という事になりますね?

食えなくなる仕事

今も下駄需要は少しはありますが工業化が進んで下駄職人となると一部の工芸品を除けば、食えない仕事になっていますね?

少し視点と立ち位置を変えると、食えない仕事が食える仕事に

下駄屋じゃ食えない仕事ですが、これを履物屋に立ち位置を少し変えると、サンダルだって靴だって仕事のg範疇に入ってきますから、食えない仕事ではなくなるわけです。

過去において技術革新によって食えなくなった仕事は実に沢山ありましたが、ポケットベルだって早めに気がついて携帯電話市場にシフトすれば良かったと思いますし、10年後に食えなくなる仕事だと思われているガソリンエンジンも早めにハイブリット方面や電気自動車方面にシフトして食える道に進もうとしています。

やがて食えなくなる仕事なので早めに見切りを付けて異業種に行くという選択もありますが、まったくの畑違いに進出するよりも、今までの経験や人脈をより多く活用できるように、将来へ舵を切っていくという気持ちがあれば、一般に食えないと思われている仕事でも活路は沢山あると思うのです。

またみんなが食えない仕事だと思っている時というのは競争相手が極端に減る時期でも有りますから、もしかしたらライバル不在の状態で大成功を収める事が出来る場合も少なくないと思うのです。