AIによるマッチングと値引き交渉
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基本的に製造業のマッチングは図面が介在する場合が多いので、ちゃんとした三次元図面でも手書きのポンチ絵でも、こういったものをこの仕様で作りたいので作成可能かどうか、金額と納期を確認するという事が図面を起点として可能になるわけです。
ただし、これは人が介在しての話なのでありまして、仲介する人にしても受注希望企業にしても図面を見て、使える工作機械の能力と過去の制作事例から、まず対応可能かどうかを判断して、見積もりに取り掛かることが出来る訳ですが、意外と・・・意外でもないですがAIが図面を見て判断する能力が人より勝にはまだ少し時間がかかるようです。
ですから最近、AI(人工知能)による製造業のマッチングが一部で始まっておりますが、まだ文字情報を中心とした問いかけと、それに対するマッチング抽出作業になってしまっているのが現状です。
まぁあと3年以内には図面を送信するとAIが図面の内容を読み取って、対応可能な企業に打診するまでを全自動でやるようになると予測いたしますが、今はまず発注側の伝える力が充分でないとうまく機能しないと思います。
AI(人工知能)による自動化が成立する要件
どうなるかは分かりませんが流石に手書きのポンチ絵をAIが読み取っては難しいと思いますので、図面段階で三次元データになっていれば、大部分が人の手を介さず自動で見積もりまで可能になります。
AIは値引き交渉が出来るか?
結論から言いますと3年以内にしかも人間より厳しい交渉が可能になることは間違いありません。
既に音声会話技術は目覚ましい発展を遂げていて人がAIの合成音声と会話していても過半数の人が気が付かないまで改良されていますから、AIの場合は嫌味を言われても平気ですし精神的な揺さぶりも言葉による圧力も全く通じないのですし、疲れるという事もないので人間よりもよっぽど手強い交渉相手になることは間違いないです。
まぁそれにですね、交渉相手が中年男性であったら魅力的な女性の声を使うことも出来るでしょうし、未来にはデータベースから母親の声を探し出して、母親の声で交渉する事だって出来るかもしれません。
まぁ実際にはお互いの人工知能同士が交渉する未来になると思うのですけど、それはまさにシンギュラリティ【技術的特異点】に到達したという事になるのでは無いでしょうか?