個人的にAIスピーカーというのはかなり気持ちの悪い代物だと思うのですが、家電量販店では専用売り場を設置するなどしているようで、売れ行きも中々という事ですから一体何を考えているのでしょうか?

だって24時間家の中で聞こえる会話を全て聞いていて、それをインターネットを通じて外部に送り出しているのですから、監視されているのと同じなのでは無いでしょうか?

昔は壁に耳あり障子に目ありと言われて家の中に居ても会話と行動には気をつけるように注意喚起されてたのですけど、わざわざ自分のお金を出してAIスピーカーを家の中に設置して24時間監視してもらうんですから私には理解が難しいのです。

だって確実に全ての会話を人工知能搭載スピーカーは聞いていて、その人の趣味嗜好や今欲しいものを高確率で把握する事は間違い無いと思いませんか?

中には自分の趣味嗜好を把握してもらったほうが助かるという人も少なくないのかもしれませんが、知らないうちにAIに自分の生活を誘導されていても気が付かないというのは、ちょっと恐ろしいような気がしませんか?

例えばニュースをAiスピーカーにリクエストしたとしましょうか?

ここで人がリクエストしたのは単にニュースだけですから、提供する内容については人工知能に委ねている状態ですから、事故関係のニュースを最優先で流すとか有名人の病気のニュースですとか不安を煽るような事を致しまして、保険関係の広告を流して加入率を上げるなんて事も可能になってくるのです。

それ以外にも世論誘導なんてものは今でも大手マスメディアがやっているのですから、これがAIの導入によって、より巧妙に確実になって来るのではないでしょうか?

音声案内は人の選択件数を減らす

従来の画面表示というのはずらっと並びますから、欲しい情報を瞬時に俯瞰できますがこれが音声による案内になりますと、同じ時間で取得できる情報量は画面表示に比べて二十分の1程度になってしまいますから、AI側が提示する情報以外を知る機会が非常に少なくなってしまいます。

今は検索結果の20番目くらいでもそれなりに人の目に触れる事がありましたが、音声案内になりますと上から5番目に位置していても情報が伝えられる事が殆ど無いみたいな感じになってしまうと思います。

果たしてAIスピーカーが自宅に有るという事が単に便利になるという事だけで捉えて良いものなのかは、人により判断が分かれると思いますが、個人的には置きたいと思わないのです。