コレスゴ・次亜塩素酸(HClO)の強力な酸化力を活用した除菌・消臭剤
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水道水に溶かすだけの強力除菌・消臭剤
インフルエンザ・ノロウイルス・O-157食中毒対策に

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コレスゴ!について

※より詳しい最新情報は弊社Webサイトにてご確認ください。

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コレスゴ!とは

名前の由来は、「これ、スゴ~イ!!」

コレスゴは、次亜塩素酸(HClO)の強力な酸化力を活用した除菌・消臭剤です。

(注)コレスゴの商品区分は「日用品」であるため、薬事法の規制により、商品説明におきましては、
「殺菌」ではなく「除菌」という用語を使用しております。

粉末・顆粒タイプで、長期保存性に優れ、運搬コストも低く、しかも水道水に溶かすだけで、簡単にご使用いただけます。

その除菌・消臭効果は非常に強力でありながら、環境に優しく、人体やペットにも安全です。

本商品の開発に当たり、消費者の皆様に、「コレ、スゴ~イ!!」と感動していただける商品作りを目指して参りましたので、敢えて、「コレスゴ!」と命名させていただきました。

水道水に溶かすだけ、超簡単!

分包された粉末・顆粒薬剤(ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム、及び無機塩類)を、水道水(清浄な水)に溶かすだけで簡単に生成できる、次亜塩素酸(HClO)系〔ウイルス・細菌〕除菌・消臭剤です。

コレスゴ1包で、遊離有効塩素濃度50ppm程度の除菌・消臭剤が、1リットル(ℓ)生成できます。

さらに強力な除菌が必要な場合、コレスゴを2包使用すれば、簡単に50ppm×2包=100ppmの除菌液が生成できるという利便性があります。

強力な除菌・消臭効果

水道水に溶解したコレスゴは弱酸性を示し(水道水がpH=7.3以上の場合、弱アルカリになる場合がありますが、数日以内に弱酸性に変わります。)、強い除菌・消臭力を持つ次亜塩素酸(HClO)を高い割合で含みます。(遊離有効塩素濃度の少なくとも80%以上。通常、90%以上。)

抗菌スペクトルは幅広く、次のような、よく問題となる細菌・ウイルスに対して、抜群の効果を発揮します。

<細菌類> <ウイルス類>

*腸管出血性大腸菌 (O-157)
*サルモネラ菌
*メチシリン耐性黄色ぶどう球菌
*多剤耐性緑膿菌
*腸炎ビブリオ菌 など

*ネコカリシウイルス(ノロウイルス代替)
*インフルエンザウイルス
*イヌパルボウイルス など

コレスゴは、これらの細菌・ウイルスに対し、権威ある第三者機関の効果測定試験により、「検出限界値未満」まで除菌できる効力が証明されています。

測定試験データ弊社Webサイトで公開しています。

 ノロウイルスは、ウイルス類の中でも耐性の強いウイルスです。一般的なウイルスの外殻にはエンベロープという脂質膜があり、アルコール(エタノール)消毒剤でも脂質が溶解されて無害化されますが、ノロウイルスにはこのエンベロープがなく、アルコール(エタノール)消毒剤が効きません。

(ノロウイルスは、エンベロープが無くても生きられる強いウイルスです。)

一方、コレスゴの次亜塩素酸(HClO)は、ノロウイルスの外殻であるカプシド(タンパク質膜)を透過し、内側の遺伝子を直接酸化・破壊して、死滅させます。

なお、イヌパルボウイルスは、非常に耐性の強い強力なウイルスとして知られていますが、そのイヌパルボウイルスに対しても、一度の作用で「検出限界値未満」の効力が証明されています。

環境に優しく、人体・ペットにも安全

除菌効果が強い薬剤は、環境にも、人体・ペットにも悪いと考えられがちですが、コレスゴの場合は、全く違います。

コレスゴの有効成分であるジクロロイソシアヌル酸ナトリウムが加水分解した次亜塩素酸(HClO)は、細菌・ウイルス・ニオイの元などを酸化=除菌・消臭した後、主に有機塩類と水に分解されます。

また、除菌・消臭などに使われなかった次亜塩素酸(HClO)及びその他の残留塩素〔次亜塩素酸イオン(ClO)・溶存塩素(Cl2)〕は、常温でも自然分解され、環境への残留性がありません。

まさに、環境に優しく、人体やペットにも安全で、通常の使用濃度(有効塩素濃度200ppm以下)では、ほとんど影響がありません。

次亜塩素酸ナトリウム希釈水の弱点を克服 
(長期保存が可能で、運搬コストが低い)

水道水や食品工場等の殺菌に幅広く使用されている次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)は、水溶液の形態でしか存在できず、製造後、流通過程におかれた瞬間から、時間の経過と共に劣化が進みます。(遊離有効塩素の経時崩壊)

一方、コレスゴは、2重PPフィルムによる密封包装で販売されるため、未開封状態では長期間、性状変化がありません。また、余分な「水」を運搬する必要がなく、運搬コスト面で圧倒的に有利です。

なお、コレスゴをいったん水道水(清浄水)に溶かした後は、30日以内にご使用いただきますよう推奨しております。(保管環境につきましては、冷暗所での保管、特に紫外線・高温を避けていただきますよう、お願いします。)

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コレスゴ!の除菌

次亜塩素酸(HClO)の化学的特性と、
コレスゴの除菌・消臭メカニズム

コレスゴの除菌・消臭成分は、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムが加水分解されて発生する次亜塩素酸(HClO)です。 次亜塩素酸(HClO)の化学的特性は次の通りで、コレスゴの除菌・消臭メカニズムは、この化学的特性によるものです。

■強力な酸化作用

次亜塩素酸(HClO)は強力な酸化作用を持っています。次亜塩素酸(HClO)分子中の塩素原子の酸化数は+1であり、Clの電子を吸収する強い力が、他の物質から2個の電子(2e)を引き抜き、Clとなる過程で、殺菌・消臭などの効果を発揮します。このような、他の物質から電子を引き抜く反応が酸化であり、その強さが酸化力=殺菌・消臭力です。

<次亜塩素酸分子の酸化反応>

HClO + H + 2e ⇌ Cl + H2O

■水溶液PHと次亜塩素酸の存在比率(乖離特性)

水溶液中の塩素(遊離有効塩素)は、水溶液のpHにより、存在形態(解離状態)が異なります。

アルカリ性の領域では、塩素(遊離有効塩素)は、非解離型の塩素である次亜塩素酸(HClO)から、次亜塩素酸イオン(ClO)と水素イオン(H)に解離します。

HClO ↔ ClO + H

例えば、通常の使用濃度(200ppm~1,000ppm)に希釈された次亜塩素酸ナトリウム溶液のpHは9~10のアルカリ性となるため、遊離有効塩素は、主に、次亜塩素酸イオン(ClO)の状態で存在します。

一方、中性のpH=7~酸性領域のpH=4程度までは、非解離型の次亜塩素酸(HClO)が非常に高い濃度で存在します。

更に、pH=3以下の強い酸性領域では、次亜塩素酸(HClO)の一部が溶存塩素(Cl2)に変化し、塩素濃度によっては、塩素ガス発生のリスクが高まります。

HClO + H + Cl ⇌ Cl2 + H2O

次亜塩素酸(HClO)の解離平衡成分であるHClO、ClO、Clには、いずれも除菌・消臭効果が有りますが、塩素(Cl2)は飛散速度が速く安定しないため、酸化力=除菌・消臭効果の中心は、次亜塩素酸(HClO)、次亜塩素酸イオン(ClO)となります。

但し、細胞膜への透過特性の違いから、次亜塩素酸(HClO)の方が、はるかに大きな効果を発揮します。
コレスゴの除菌・消臭メカニズムをご参照ください。)

次亜塩素酸(HClO)の解離平衡成分であるHClO、ClO、Clと、pHの関係を模式的に示せば、下図の通りです。(水溶液の温度により解離特性が異なります。 18℃、解離定数PKa=7.53の場合)

<水溶液pHと次亜塩素酸(HClO)の存在割合>

水道水に溶かすだけの強力除菌・消臭剤

コレスゴの除菌・消臭メカニズム

塩素系除菌・消臭剤の効力は、水溶液中の遊離有効塩素全体の濃度ではなく、非解離型の次亜塩素酸(HClO)の濃度に大きく依存しています。

即ち、次亜塩素酸(HClO)は、次亜塩素酸イオン(ClO)に比べて、その効力が20倍~80倍も強力であると言われておりますが、次亜塩素酸(HClO)の存在割合が高い中性~弱酸性の水溶液は、アルカリ性の水溶液に比べて、薄い塩素濃度でも、大きな効力があることになります。

(注) pH6.5、有効塩素濃度50ppmのコレスゴ水溶液には、次亜塩素酸(HClO)が40ppm以上存在します。このコレスゴ水溶液は、pH9.0、有効塩素濃度1,000ppm以上の次亜塩素酸ナトリウム水溶液と同程度の除菌力を有することになります。

その理由は、次亜塩素酸(HClO)と次亜塩素酸イオン(ClO)の、微生物細胞膜への透過特性と関係しています。

◎細菌類の場合

細菌類の一般的な細胞の構造は、次図の通りで、外側に細胞壁、内側に形質膜、その内部に細胞質・核酸などの必須組織を持っています。

次亜塩素酸(HClO)は、分子サイズが小さく、且つ、電気的に中性であるため、細胞壁、及びその内側の形質膜を容易に透過し、内部の細胞質・核酸等の必須組織に対して直接、酸化作用を及ぼすことにより、強力な除菌作用を発揮します。

一方、次亜塩素酸イオン(ClO)は、細胞の形質膜(脂質二重層)を透過することができないため、形質膜の外側から細胞壁に損傷を与えることしかできず、その除菌効果は限定的となります。

細菌類の場合

ウイルス類の場合

ウイルス類には、外殻にエンベロープ(脂質膜)を持つもの(ウイルスル類の80%)と、持たないものがあり、エンベロープを持たないウイルスの方が強靭です。(エンベロープを持たなくても、活性を維持できる。)

インフルエンザウイルスなど、外殻にエンベロープ(脂質膜)を持つウイルスは、次亜塩素酸(HClO)の酸化力により、エンベロープが酸化・破壊されて死滅します。

一方、ノロウイルスは、このエンベロープを持たない強靭なウイルスですが、コレスゴの次亜塩素酸(HClO)は、外殻のカプシド(タンパク質膜)を透過し、内側の遺伝子を酸化・破壊して、死滅させます。(アルコール消毒では、このタンパク質膜を攻撃できない。)

コレスゴの除菌・消臭メカニズム

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コレスゴ!の特徴

コレスゴ!の特徴1(他の次亜塩素酸系除菌剤との比較)

項目 コレスゴ! 次亜塩素酸水 次亜塩素酸ナトリウム水

効果をもたらす
主な薬剤

ジクロロイソシアヌル酸
ナトリウム

次亜塩素酸ナトリウム、

希塩酸等

次亜塩素酸ナトリウム

生成方法

粉末・顆粒分包の薬剤を、
清浄水で溶解

次亜塩素酸ナトリウムを、
清浄水で希釈。

pH調整剤を滴下。

次亜塩素酸ナトリウムを、
清浄水で希釈。

 

水溶液のpH

弱酸性 pH6.5~

中性 pH7.0

弱酸性 pH5.0~6.5

(メーカーによる)

アルカリ性 pH9~10

(希釈倍率による)

使用時塩素濃度

10ppm~200ppm

10ppm~250ppm

200ppm~1,000ppm

次亜塩素酸
(HClO)
の存在割合

少なくとも80%以上
(通常、90%以上)

90%以上

3.5%以下

除菌力の元

次亜塩素酸(HClO)

次亜塩素酸(HClO)

次亜塩素酸
イオン(ClO

除菌力

非常に強い

非常に強い

比較的弱い

品質
・効力持続性

粉末・顆粒分包で提供されるため、開封前には、品質劣化がない。

水に溶解後は、遊離有効塩素の自然崩壊が進む。

製造直後から、遊離有効塩素の自然崩壊が進行。

流通過程での劣化懸念。

自然崩壊→溶液酸性化→塩素の更なる崩壊で、スパイラル的に劣化が増幅進行。

製造直後から、有効塩素の自然崩壊が進行するが、アルカリ性であるため、劣化速度は遅い。

使用上の利便性

薬剤が分包されているため、溶解水量と使用分包数量により、容易に、必要な有効塩素濃度の水溶液を、正確に生成できる。

有効塩素濃度の上下に関わらず、pHが一定。

200ppm程度の濃度で流通しており、必要に応じて、希釈する必要がある。希釈時に、既に塩素濃度の崩壊が進んでいるので、正確な塩素濃度が計算できない。

希釈により、pHが影響を受ける。(中性に近づき、効果が低減。)

溶液で販売されるため、有効塩素濃度の濃縮はできない。

原液は、3%~12%の濃度で流通。温度・紫外線等の影響で、容易に塩素の崩壊が進む。

希釈時に、既に塩素濃度の崩壊が進んでいるので、正確な塩素濃度が計算できない。

運送・保管

二重PPフィルムによる分包。

塩素濃度50ppmとする場合、30ℓ分が72.0g(外装箱含む)。

運送・保管に至便。

200ppm程度の濃縮溶液で供給されるが、ほとんどは、水を運搬。

運搬・保管コストが高い。

原液は、3%~12%の濃度で流通するため、容易に塩素の自然崩壊が進む。

その対策として、冷暗所での保管管理が必須。

運搬・保管コストが高い。

コレスゴ!の特徴2(アルコール系除菌剤・オゾン水との比較)

項目 コレスゴ! アルコール系除菌剤 オゾン水

効果をもたらす
主な薬剤

ジクロロイソシアヌル酸
ナトリウム

消毒用エタノール

オゾンガス

生成方法

粉末・顆粒包の薬剤を、

清浄水で溶解

エタノールに精製水を

添加

バブリング(オゾン気泡を水中に放出)

使用時濃度

遊離有効塩素濃度

10ppm~200ppm

アルコール分

75%~85%

オゾン濃度

3mg/ℓ~10mg/ℓ

除菌力と除菌可能

菌種

次亜塩素酸(HClO)の酸化作用により、非常に強い除菌力がある。

大腸菌類(O-157含む)、サルモネラ菌等の病原性細菌は元より、ノロウイルス・インフルエンザウイルス・イヌパルボウイルスも、検出限界値未満まで除菌できる。

アルコールの疎水性により細菌の細胞膜を破壊。

大腸菌類(O-157含む)、サルモネラ菌等の病原性細菌を除菌できるが、

エンベロープ(脂質)を有しないノロウイルス等には、効果が無い。

オゾンの強い酸化作用により、幅広い菌種・ウイルス類に効果がある。

但し、枯草菌等の強い菌種に対しては、8mg/ℓ程度の高濃度オゾンが必要となる。

安全性

有機物と反応して、有機塩類と水(H2O)に変わる。

通常使用濃度では、人体にも、殆ど影響がない。

経口毒性は高くないが、皮膚刺激がある。

引火性があるため、空中噴霧による使用はできない。

低濃度でも、オゾンがガス化して、急性・慢性の中毒症状が出るリスクがある。(10ppm以上では、ガスマスクが必要。)

消毒においては有機塩類を生成せず、残留性は無い。

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※ご使用方法、事例、規格等は弊社Webサイトをご覧ください。

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会社概要

登記社名
新時代化学株式会社
(英語社名:New Era Chemical Co.,Ltd.)
本社
〒680-1441
鳥取県 鳥取市 良田894
TEL
(0857)54-6005
設立
平成25年9月25日
資本金
1,000万円
代表者
代表取締役 松田 典子
取引銀行
山陰合同銀行
事業内容
  1. 除菌・消臭剤の開発・製造・販売
  2. 除菌・消臭剤の製造機器の開発・製造・販売
  3. 除菌・消臭剤の使用に供する機器、関連製品の開発・製造・販売
  4. 前各号に関わる輸出入業務
  5. 前各号に附随する一切の業務

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