気が付いたら目の前に人工知能の存在を感じる今日この頃ですが、量産化している製造現場では既に生産管理の根幹はコンピューターによって制御されていますし、設計分野にしても解析にしてもマーケティングにしてもコンピュータ無しでは成り立たなくなってしまっている企業が非常に増えてきていますね。

人工知能

さて、今回の話題はコミュニケーションならぬ飲みにケーションの話になりますが、人を管理するマネジメントの領域にもすっかり人工知能の侵食は始まっていまして、もしかしたら最後まで残る領域は、この飲みに行ってコミュニュケーションをとる分野かもしれませんね?

居酒屋で乾杯

人を管理する事の最重要事項はコミュニケーション

と昔から言われているわけですけど、実際に職場にコンピューターが職場に導入されて、計算によって導き出された結果によって指示が出たり、改善命令が出たりする事が当たり前になりましたけど、意思の疎通がうまく出来なかったら飲みにケーションで解消するといった行動は一切なしの筈ですけど、別に業務に支障が出たといった話は聞きませんし、むしろ飲みにケーションが少なくなったお陰で二日酔いで出社したり遅刻する人が減ったのではないかと思います。

マネジメント本質について再び考える

聞いたことがある方も多いのではないかと思いますが、マネジメントという仕事は将棋に例えられていた時代がありました。

駒の種類によって違う能力を巧みに組み合わせて強い部隊を率いて相手と争うという本当にマネジメントそのものみたいな所があるわけですけど、昨年ニュースになりましたがついに人工知能が人間の棋士相手に勝利するという事態が起こりましたね。

将棋の世界に飲みにケーションはありませんが、盤外での駆け引きとか神経戦みたいな部分が勝負を左右しているところがありましたよね?

将棋

ところが人工知能に精神的に揺さぶりをかけても、そもそも精神が無いわけですから全く通用しないのです。

ということは将棋の世界がそうであるようにマネジメントの世界も人から人工知能に切り替わっていくかというと、実際そうなることは無いと断言できます。

様々な外的要因から考えて近い将来において地球全体の人口が数割減ると一部で予測されていますが、そうなった時に過去に例がない事態に直面したときに知恵が出せるのは人間を差し置いて他には無いのです。

ただ人工知能が人の領域にどんどん進出してきまして、比例して飲みにケーションという言葉も徐々に聞かれなくなってきていますよね。

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