どんなに慎重に作業して複数の人間でチェックしたとしてもヒューマンエラーは無くならないという事実を否定する事は難しいと思います。

では人工知能はどうかというとヒューマンエラーこそ有りませんが、様々なエラーが普通に出現しますし、ハードウェアの不具合を原因とするエラーは避けて通ることが出来ないのですから、人と人工知能を比較してどちらにミスが多いのかを比較することは本当は難しいと思います。

その昔(二十世紀)に私はトヨタ自動車が機械化とか自動化にも非常にシビアだと耳にしたことがありますが、具体的に書きますと設備投資で1億円かかる自動化装置の導入(維持費用が年間300万円)を考える際に、それが作業員3人で出来る作業であれば、コスト的に人が行ったほうが安くなるし、何よりも機械は改善提案が出来ないので人間が労働するというほうを選択する事が多いと聞きました。

人工知能は改善提案が可能か?

どちらが正しいかどうかを別にして省力化、自動化を強力に推進している製造工場もあれば、人による作業を必要以上に減らさないという考え方の工場がありますが、機械化自動化したほうが人件費の削減が出来てトータルのコストが削減できる場合もありますし、自動化の機械は改善提案も創意工夫も出来ないので、やっぱり人が作業して、日々の作業の中から改善点を見つけて改善を積み重ねる事がプラスになるのかはケースバイケースになるでしょう。

もちろん今でも製造工程を全てコンピューターでシュミレーションして、より短時間で品質の高い製品を作り上げる方法を計算して出すことは出来ますが、それも人の命令が必要ですが人工知能が発達したらそれも可能になるのかもしれませんね。

まぁ人工知能に目的(より高精度とか短時間とか)を与えれば人より早く多くの改善点を見つけ出して、対応する事ができるようになったら、人間の優位点が一つ減ってしいます、と言うか勝ち目が無くなってしまうわけです。

※コストの問題はありますが人同士の競争から人と人工知能の競争になったら、人は限りなく疲弊するのではないでしょうか?

早く目的に気がつくべき

石器時代より人は生活を豊かにするために、道具を作り出して石と木で出来た武器から今やコンピューターを使うまでになりました。(2001年宇宙の旅ですね)

元々生活を豊かに快適にする事が目的だったものが、目的がぼやけてしまっているような気がします。