GNP営業というのは義理・人情・プレゼントの頭文字を並べた業界用語で保険外交員が発祥元ですが、その営業力は絶大なためやがて様々な業界でGNP営業が展開される事になりましたが、経費の削減ですとか税務処理の問題ですとか、様々な事情によってGNP営業手法は名前すら聞いたことが無い人が増えているといった状況になってしまっているのが現状です。

さて現在、日本の製造業を東南アジア方面の国がおびやかしていますが(実際にその元となる資本を見ればグローバル金融資本だったりするわけですけど)、その国際競争力の根源が実はGNP営業だと言っても構わないような国も有るようですね?

ちゃんとした?マーケティングの講習などでGNP営業を教える事はまずないのですけど、この営業手法の威力は強大なのですから、その営業手法の力を侮らないで必要なところには使えば良いと思うのです。

もちろん多くの企業が出入りの業者から物品金品を受け取ることも喫茶店でのコーヒー代に至るまで便宜を図って貰うことを禁じている事が殆どですから、下手にGNP営業を展開しようとP(プレゼント)部分で引っかかってしまったりします。

ただし義理人情という営業手法は自由に使えるわけですし、それにプレゼントというのは別に物品や金品でなくても情報という場合もありますからね。(建前ですが)

私自身がGNP営業をどんどんやろうと推奨するわけではないのですが、せっかく良い技術があってコストパフォーマンス的に負けない筈なのに、外国勢力のベタなGDP営業にあえなく負けて仕事(受注)を取られてしまうようでしたら、日本勢も考え方を少し改めましてGNP営業を見直すべきだと思うのです。

何と言っても効果は絶大ですし、そもそも公正な競争を推奨している彼の国であっても、誕生日にプレゼントを送る風習は今でも続いているようですし、まずこのGDP営業が一切ない国は存在しないのでは無いでしょうか?

追伸

ついタイトルに書いていた値下げ圧力について触れないまま終わってしまうところでした。

GDP営業の達人はやんわりとかわせるという事では無いでしょうか?

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