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目が回るほど忙しくても全然儲かっていない赤字の状況というのは最悪な状態だと言えますが、新規顧客開拓のような営業的な視点で書きますと、忙しさの演出は必要だと思います。

なぜならば多くの取引先を抱えて多くの受注をこなしている企業というのは、やはりしっかりした製品を作っているからと推測できますからね?

逆の言い方では暇な人には仕事が来ないとも言えます。

話は急に飛んで飲食店関係の話になりますが、たいして美味しくもないのに何故かいつも混んでいる店ってあるじゃないですか?

立地的な条件も大きいのですが、貴方は誰も他にお客が入っていないラーメン屋といつみても混雑しているお店と、どっちを選びますか?という事です。

前にも書きましたが基本的に商品やサービスというものは実際に使ってみたり受けてみないと分からないのですから、客観的に取引先を判断するバロメーターの一つが取引先実績であったり現在の受注状況であったりあるわけですよね?

そのことを理解している企業は多方面から演出という名の努力をしています。

ホームページやブログやFacebookなどで守秘義務に抵触しない範囲で受注内容を発信してみたり、来客から見える位置に受注状況を把握できるホワイトボードを設置して表現を工夫してみたり、演技でも現場担当者が忙しそうに振る舞っていたり・・・営業社員が在籍している場合でしたら営業は状況がどうあれ余裕の表情をしているとかですね。

日本企業は演出が下手?

これは製造加工技術が高くて真面目で勤勉な国民性でしたから、高品質な製品を世の中に送り出していればよかった過去が有ると思うのです。

逆に肝心の品質が伴わないような製品を作っている国の場合は、ブランド戦略ですとかマーケティングや演出を物凄く重視して研究や努力を重ねてきました。

品質の高さだけでマーケティング的な事を蔑ろにしていても売れていた時代でしたら良かったのですが、工作機械の発達によって腕より道具的な要素も大きくなってきて、だんだん競争力が落ちてきているのがここ10年位の話では無いでしょうか?

もちろん製造業の競争力の根源は品質でありコストパフォーマンスである事は言うまでも無いのですが、某大手海外メーカーの製品やソフトウェアの出来栄えと、何故か市場を独占しているような現状を見る限り、品質以外のマーケティング的な要素が市場でのシェアに現れる場合が少なくないと思うのです。

元来真面目に高品質な製品を作ることができて、社会的なインフラが整備されていて人材の質が一定以上をキープできている我が国なのですから、足りない部分を補えば海外市場を席巻する事が出来ると思うのです。