曖昧検索ですとかゆらぎ検索ですとか昔はファジーなんて言葉が流行った時代もありますが、言語の中で日本語は複雑な体系を持っているので、検索には困難な要素が英語と比べて多いと言われていますね。

さて今回のコラムのテーマは次世代マッチングサイトと大げさなタイトルを付けていますが、最近AIとか人工知能とかアイ・オーティですとか量子コンピュータですとか周りの動きが激しくなりそうな気がしませんか?

量子コンピューターの原理はかのビル・ゲイツさんですら理解できないと公言しているくらいで、量子物理学者さんに仕組みの部分はお任せいたしまして、今のコンピュータは人の脳をコンピュータに置き換えるというレベルまで後一歩という所に来ているようですから、人の脳をコンピューターに置き換える事に成功しましたら、プラスして圧倒的な記憶力で、マッチングサイトの能力は飛躍的に向上する事は間違いありません。

広がる格差の問題

不思議でも何でもない話ではありますが、インターネットの登場によって光の速度で情報が伝達されたり拡散するので、情報格差が小さくなるみたいな話も最初はありましたが、実際は全く逆で情報にアクセスできる人は膨大な情報を手にすることが出来て、アクセスできない人には情報が入ってこないという非常に大きな格差が生まれていると思います。

ビッグデータ?

ものにインターネットが接続される事によって様々なデーターを集計して活用する元になるデーターがビックデータという事ですが、そうなってしまいますとそれを入手して活用できる巨大企業のみが恩恵を受けることが出来るという事になりますが、ヨーロッパあたりは大丈夫でしょうけど日本は独占禁止とか大資本に非常に甘いと思いますから、格差は広がる一方だと推測してしまいます。

時代によって世界を支配する要件は変わりますが、近代になってからはエネルギーと情報を握るものが世界を牛耳ることになったのに異論は少ないと思いますが、それがもう個人レベルで情報を握れる領域が非常に少なくなってきまして、このまま技術が進んでいくと情報の寡占みたいな感じになってしまいまして、巨大企業が更に大きくなって零細企業が益々減っていく状況になってしまうような未来が待っているような気がします。

ただ製造業に限って言えば日本の強さというのは、小さい企業がたくさんあってそれぞれが独自の技術を持っているという感じだったのですが、やがて多国籍ガリバー企業にやられてしまうような気がしてならないのです。

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