飛び込み営業のコツは精神力?
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インターネットを始めとしたIT技術の普及ですとか、様々なマーケティン手法の進化などで飛び込み営業というのは古い営業スタイルで、非効率な動きでそんな事をやっていたら有能な社員が集まらないといった考え方が一部で定着しつつあるような気が致しますが、今回のコラムではあえて飛び込み営業のコツについて書いてみたいと思います。
飛び込み営業の基本は精神力?
まず飛び込まれる相手の企業や工場にとっては、アポイントもなしにいきなり飛び込みでやってきて、営業をしようとする相手というのは、あまり歓迎する相手ではありませんから当然ですけど、気持ちよく応対してくれる事は少なくて、もし誰でもウェルカム大歓迎ですと、やるべき仕事が滞ってしまいますので、それなりの冷たい対応は当たり前の話なのです。
さて、飛び込み営業には苦労している営業マンが当然多いわけですから、コツとかノウハウはそれこそ書籍からネットから山のように出ているのでありますから、そういった情報を見ればまず全てのノウハウは見ることが出来ますし、続けていれば上達しない人間はいないのですから、コツは違う所にあるような気がします。
ひと昔前までは営業販売会社といえば体育会系のノリと言いますか、気合と根性が営業の必要要素であったと思いますが、いまそれは通用しないと思います。
鈍で有ることまたは精神力
ノウハウもコツもそれこそ星の数ほど散らばっていて、もしかしたら先輩もいるかもしれませんし、やっているうちに慣れてきて誰でも上達するのですが、問題はその前に心が折れてしまうとか、営業の道に見切りを付けてしまうって事では無いでしょうか?
実は私が思うには営業(特に飛び込み営業)のコツは持って生まれたセンスと今まで生きてきた環境と鈍で有ること3つだと思っています。
まずセンスですが、営業の仕事というのは別に弁が立つといったステレオタイプの営業マンである必要は有りませんが、人と接するのが苦じゃない位のセンスは必要でしょうね?
そして生まれ育った環境はともかくとして、鈍であるというのは営業にとってかなり大切な要素である事は間違いありません。
営業ですからお客さんに叱責されたり、ミスしたり売上が思うように上がらなかったり、とにかく凹む要素が多い職種で有ることは間違いないのです。
で凹んでいると元気に営業活動に精を出す事は無理ですから、何を言われても凹むこと無く上を向いていられる精神力とか鈍感さが一番必要なのでは無いでしょうか?
つまり飛び込み営業のコツはテクニック的な事ではなくて、精神的に鈍である事のほうが大切だと思うのです。