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流行りと言いますかここ最近、AI(人工知能)によるマッチングサイトが出てきておりまして、こちらも製造業のビジネスマッチングサイトですので、気になった仕組みについて調べてみました。

まず明確でないも人工知能の定義として自ら学習して成長するのが人工知能と言えると思いますが、人工知能のアルゴリズム(プログラム)そのものがまだ従来の延長上にある発展途上の中身ですから、今は検索エンジンが調べたい情報をデータベースから探してきて表示してくる仕組みと大差ないわけですが、これが量子コンピュータの登場とそれ用の高速&大容量の記憶装置の出現で従来のアルゴリズムから違った仕組みでマッチングが出来るようになると思います。

基本はスコア化が変わるのか?

例えば金属加工の加工業者を探すとして、材料だったり加工内容だったり公差だったり必要な条件を入力してマッチングするという作業に変わりはないと思います。

そして探される側は対応可能なものづくりの要件がデータベースに登録されていて、これを探す条件に合わせてスコアが高い順に出してくると言うことになります。

もちろん価格重視ですとか納期重視ですとか出来るだけ近い場所に工場があるほうが良いとか、探す側の優先順位があってそれによってマッチングする工場が変ってくるわけですけど、基本的にはスコア化という作業には変化がないわけですが、人工知能の登場でマッチングサイトがどのように変わるのか予測してみますと、履歴と実績を重視するようになるという事です。

マッチングして商談成立したあとのやり取りとか、マッチングサイト経由で提出した見積もりですとか、とにかく過去の様々な情報を蓄積して、今まではスコア化するためにデータベースの分類を行って格納してスコア化するという作業には限界がありましたが、高速でシュミレーション出来る量子コンピュータ+人工知能の登場によって膨大なデーターを記録して、使う側が特に意識をしなくてもマッチングに必要な情報を集めて整理して、要求があったときには最適なマッチングを行うという事になってきます。

コンピュータは忘れることが出来るのか?

なにか不良品を出してしまったとか納期に間に合わなかったとか、ものづくりに限らず仕事をしていると必ずミスはつきものですが、人であれば何年か経過したら忘れるとか許しみたいな事ができますが、コンピューターの問題として忘れるという事ができないのですよね?

ですからこっちがいくら忘れてほしいと思っても絶対に忘れてくれないのがコンピュータなので有りまして、この忘れるという能力を備えない限り人とは仲良くなれないと思うのです。

まぁ年数が経つごとに忘れるわけじゃないけど重要度を下げるというのが現実的なのでしょうかね?