オウンゴール続きの日本製造業
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近年になりまして日本の製造業がオウンゴールを決める例がタカタ、三菱自動車、日産自動車、神戸製鋼など大企業から続出していますね。
昔から会社というのは内部から崩壊していく場合が多いと言われていますが、不正や不祥事が大きく外部に知れ渡るような状態になっているという事は、それ以前から色々と問題が出ていたという事になりまして、根が深い場合が少なくないと言われていますが問題なのはピラミッドの頂点である大手セットメーカーが自爆しているという場合が多く、そのツケは納入業者に来るという構図になってしまうのでは無いでしょうか?
特に日産自動車や三菱自動車の場合は組み立て工場が本分で有りまして、ほぼ全ての部品は外部の業者からの納入品なのでありますから、セットメーカーの影響力や波及効果は非常に大きいわけです。
昨今のように頂点の企業が不祥事を起こすようでは・・と文句を書きたいところですが実はですね、日本企業だと思っていた有名な企業が株主構成を見ると、実際は外国企業という感じで外国人投資家、または信託銀行経由で株を握られていて、日本企業の皮をかぶった外国企業みたいな場合も少なくないのです。
ですから日本びいきな書き方を致しますと、すっかり中身は外国人が支配するようになってしまって、短期的な利益を追い求めるようになってしまったから、不祥事が起きやすくなったと邪推する事も出来るのですが、実際のところでは不祥事をキッカケに外国資本に入り込まれましたという場合が少なくないのですよね。
ですので報道の姿勢としては正しく不正を伝えなくてはいけない反面、国益的には海外にまで影響するような報道の姿勢はどうかと思うような場合も少なくないのです。