クラウド・アウトソーシングの注意点
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インターネットの普及とともに様々な形でサイトを仲介して外注先を探したり、発注先を探す仕組みが動いていますが、やはりリアルに面談して取引をする場合と違ってトラブルが起きやすいとい点には注意が必要です。
やりとりの中心がメールの場合
そもそもリアルに対面している長年の取引先と直接会話や図面も交えて打ち合わせをしても、行き違いですとか伝わらないなどのトラブルが発生するのですから、もっぱら電子メールが中心のやり取りでは難しい面が出てくると思います。
伝える技術は意外と低い
製造業に従事して働いているといっても様々な部門があるわけですけど、例えば設計部門所属しているプロの設計者の方が加工品を外部に頼むとしましょう。
図面が介在している場合でしたら大丈夫な場合が多いと思うのですけど、図面だけで伝えきれないような場合ですと、プロの設計者ですから図面は上手に書けるけれど、メールで伝えることはまるっきり駄目だったり、まま技術者さんの中には意外と伝える技術が低い場合も有るわけです。
ですからクラウドによるアウトソーシングを活用できるかどうかは、伝える技術が高いかどうかが肝になってくると思うのです。
評価システムは信用出来るか?
クラウドによるアウトソーシングは相手が全く見えない場合も少なくないので、評価が難しいために利用者による第三者評価システムを導入している場合が多いと思います。
これは参考程度に考えたほうが良いでしょうね?
まず小さい仕事から
現実は今の取引先で対応できないからとか、単純にコストダウンを考えてクラウドアウトソーシングを使う場合が多いですから、基本的にクラウド外注をメインにするという考えは無いと思いますから、まず小さい取引をしてみて様子を見るて、それから大きな仕事をお願いするという事は稀でしょう。
まぁ常にコンペ状態ですから受注側は気が休まりませんし、発注する側も無事に納品されるまで心配の種は尽きないといった感じになってしまうのではないでしょうか?
クラウドを活用するコツは時間的に余裕を持つこと
これはリアルな取引でも言えることですが、クラウドを介在したメール中心の取引ですと、電話のように直ぐに相手と連絡が取れて、回答をもらえるわけではありませんし、簡単な確認事項でも3日とかかかってしまう場合も少なくないと思います。
それで確認がおろそかになってしまったり思い込みで発注や受注をしてしまいますと、後になって思わぬトラブルに発展する事も少なくないですから、クラウドで遠隔地でも直ぐに発注できるという思い込みではなく、遠隔地だからこそ余計に手間がかかったり事前の確認が大切だと思う必要があると思うのです。