ハネウェル、「ジャパン・テクノロジー・サミット」にて プロセスオートメーション産業に特化した 『つながる工場』の最新技術を紹介

「ハネウェル・コネクテッド・プラント」が推進する、 IIoT(産業モノのインターネット)を組み込んだ 国内のプラント更新需要に応えるソリューション

ハネウェルジャパン株式会社
2017.02.23 12:00

[東京]2017年2月23日 ― ハネウェル(NYSE:HON、日本法人ハネウェルジャパン株式会社/東京都港区/代表取締役社長 エリック・ワグナー)のプロセス・ソリューションズ部門(HPS)は2月22~23日、横浜にてプラント産業向け最新技術や製品を紹介する「ジャパン・テクノロジー・サミット」を開催致しました。

ハネウェル・プロセス・ソリューションズ(HPS)、プレジデントのヴィマル・カプールによる講演

ハネウェル・プロセス・ソリューションズ(HPS)、プレジデントのヴィマル・カプールによる講演
2015年9月に続き第2回目となる当イベントには、石油、石油化学、化学、ガス、紙&紙パルプ、プラントメーカーなど、広くプラント産業に携わる550名以上の意思決定者や技術者が出席しました。当イベントでは、ハネウェルが推進する『つながる工場』に関する新たなイニシアチブ「ハネウェル・コネクテッド・プラント」および、IIoT(産業モノのインターネット)を活用したプロセス産業の課題解決や、生産性、効率性と安全・セキュリティの強化に向けた最新技術を幅広くご提案しました。

第4次産業革命[※1]の到来により、国内産業構造が変化を遂げる中、IIoTの活用による装置産業および製造施設のスマート化も進んでいます。また、国内製油所や石化プラントなど高圧ガスを扱う事業所の産業保安のスマート化に伴い、今年4月には、経済産業省による「新認定事業所制度[※2]」も施行が開始されます。この制度は、IoTの活用やビックデータの収集分析による高度なリスクアセスメント、異常反応等の早期検知・予測、および高度な教育活動に自主的に取り組む事業所に対し、連続運転などのインセンティブを認めるものです。

「ハネウェル・コネクテッド・プラント」は、既存の技術への新しい技術の融合、そして協業によるIIoTエコシステム(連携関係)によって、プラントのより高い効率性や迅速性に寄与します。

ハネウェル・プロセス・ソリューションズ(HPS)、プレジデントのヴィマル・カプールは、「今日の製造業で導入が進んでいるIIoTは、もはや未来の技術ではありません。ハネウェルは40年以上前にDCS(分散制御システム)を開発しました。これにより、製造業ではデータの活用によってプラントをより安全かつ高い生産性で運転することが可能になりました。今日、これら製造施設から生成されるデータは膨大なものとなりました。IIoTは、複数の設備や拠点からのビックデータを効率的に管理、収集、分析することで、総合的なエンタープライズ環境を可能にします。」とコメントしました。

「ジャパン・テクノロジー・サミット」で展示紹介された主なIIoT関連最新製品:

●Experion(R) PKS Orion R500(エクスペリオン・プロセス・ナレッジ・システム オライオンR500)
– ハネウェルのDCS(分散制御システム)であるExperion PKS Orionの最新バージョン。
先進のオープン型安全制御システムに、デバイスコミッショニング自動化機能を追加。機器のループ設定をクラウド上で実施することで、コミッショニングの所要時間を数時間から数分に短縮。

●ControlEdge(TM) PLC(コントロールエッジPLC) 【新製品】
– IIoTに対応した次世代のコントローラ シリーズ製品で、ハネウェル初のIIoT対応PLC製品の一つ。複数ベンダー製の機器を安全に接続し、緊密な統合を可能にする。また、AR(仮想現実)を用いて設定の簡便化、運転の効率化とメンテナンス省力化を可能にする。

●Industrial Cyber Security Risk Manager
(インダストリアル・サイバーセキュリティ・リスク・マネージャー)
– 初めてプロアクティブ(積極的)なサイバーセキュリティ上のリスクの監視、計測、管理を可能にしたソリューション。独自の強力なアルゴリズムによって、常時の脆弱性や脅威の検知を可能にした。エンタープライズ全体にわたるサイバーセキュリティを監視、計測、管理し、一元化した表示をすることで施設操業、IT、および経営管理の各部門での共有を可能にする。

●Uniformance(R) Suite(ユニフォーマンス スイート)
– ハネウェルのIIoTネットワークの核となるソフトウェア製品Uniformance Suiteの機能を拡張。高度プロセスおよびイベントデータ収集、アセット(設備)中心の分析・予測分析および、パワフルな可視化技術を搭載した『見える化』で、リアルタイムのデジタルインテリジェンスを提供。新しいUniformance Insight(ユニフォーマンス インサイト)は、プロセス状況の閲覧による把握と、イベント調査などの情報にあらゆるウェブブラウザからのアクセスを可能にした追加機能。

ハネウェルは、60年以上にわたり国内のプラント産業および製造業に寄与しています。国内で既存設備の更新やIIoT導入による接続性の強化需要が高まるなか、個々のお客様のニーズに対応し、安全性、信頼性と効率性を高めるソリューションが求められています。当社では、今後もこうした需要とニーズに応えるべく国内組織への投資とサービス体制強化を推進してまいります。

■画像:
「ジャパン・テクノロジー・サミット」 会場風景
[1]ハネウェル・プロセス・ソリューションズ(HPS)、プレジデントのヴィマル・カプールによる講演
https://www.atpress.ne.jp/releases/122514/img_122514_1.jpg
[2]会場風景(講演)
https://www.atpress.ne.jp/releases/122514/img_122514_2.jpg

注記:
※1 第4次産業革命
第1次(蒸気機関による動力の獲得)、第2次(電力・モーターによる動力の革新)、第3次(コンピュータの活用による自動化)産業革命に続くもので、IoT、ビッグデータ、人工知能(AI)、やロボットなどのブレークスルー技術により自律的な最適化を可能に(大量の情報を基に人工知能が自ら考えて最適な行動を取る)するもの。
— 参照:経済産業省 産業構造審議会「新産業構造ビジョン」資料、2016年4月
http://www.meti.go.jp/committee/sankoushin/shin_sangyoukouzou/pdf/008_05_01.pdf

※2 新認定事業所制度
プラントにおける重大事故の随時発生や、設備老朽化や高度な知見を持つベテラン従業員の引退に伴う、今後の重大事故のリスク増大に備えIoT・ビッグデータ等を活用した産業保安のスマート化を推進し、保安レベルの一層の向上を目指すもの。装置の常時監視や異常の予兆検知を行うなど、高度な自主保安を行うプラント等の事業者「スーパー認定事業所/認定事業所/自主保安高度化事業所」について、インセンティブを認めるもの。
— 参照:経済産業省 商務流通保安グループ 高圧ガス保安室発表 2016年10月25日
http://www.meti.go.jp/press/2016/10/20161025001/20161025001.html

ハネウェル・プロセス・ソリューションズ(HPS、 www.honeywellprocess.com )は、業界のパイオニアとして石油&ガス、石油精製、パルプ&紙、産業用発電、化学および石油化学、バイオ燃料、ライフサイエンス、金属、鉱業の諸産業に向けオートメーションコントロール、計装とサービスを提供しています。HPSは、ハネウェルのパフォーマンス・マテリアルズ・アンド・テクノロジーズ(PMT)戦略事業部に属しています。また、PMTに属するハネウェルUOP社は、世界の石油精製、石油化学、ガス処理産業に向けプロセス技術、触媒、吸着剤、機器のライセンス・製品およびコンサルティングサービスを提供しています。

ハネウェルインターナショナル( www.honeywell.com )は、フォーチュン(Fortune)100社にノミネートされた、テクノロジーおよび製造分野におけるトップレベルの複合企業であり、航空宇宙分野の製品およびサービス、ビル/住宅/産業用の制御テクノロジー、ターボチャージャー、パフォーマンスマテリアルズなどを世界中のお客様に提供しています。ハネウェルのニュース・詳しい情報は、 www.honeywell.com/newsroom をご覧ください。