一昔前の話になってしまいますが、ブームやヒット商品が生み出される一番確実な方法は”みのもんた”が商品を絶賛するというものがありました。

まぁ彼が昼のテレビで何かを絶賛したら翌日にその商品は本当に品薄になりますし、別にものもんたでなくてもNHKで取り上げられていきなりブームになりましたみたいな、マスメディア主導のヒット商品は数え上げたらきりがない・・というか主流派みたいな感じではないかと思っています。

ではどうすれば良いかはわかりませんが、かつての松下電器産業をささえたマネシタ商法と言いますか二番手商法という販売営業手法をもう少し見なおしても良いのではないかと思います。

製造業の様々な企業の方とお付き合いをさせていただきまして、その技術も多方面に拝見させて頂いている毎日ですが、とにかく押しと言いますか実力以上に自分を大きく見せるみたいなスキルが日本の企業には少し不足している事が多いと思うのですよ。

ソフトウェアでもマイクロソフト製品なんてものは使ってみて雑な部分がとても目に付きますし、スマートフォンなどを使っても、日本企業が腰を据えて良い物をつくろうとチャレンジしたら、いまトップシェアをとっている製品よりも断然良い物が作れる実力を持っている企業が日本国内には非常に多いと感じているのですが、そのマネシタ電器商法的な事をやる日本企業が非常に減っているように感じるのです。

なんと言いますかマスコミをすっかりコントロールしている企業がアピール力でヒット商品を売りだして、後を追いかけて出てくる企業が少ないからその手の事が上手な外資が市場を独占してしまったりしているような気がするのです。

個人的な意見ではありますが良い物を出せば売れるだけの考えでは難しい世の中になってしまったような気がするのです。

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