マッチングサイトと新規顧客開拓
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デフレの時は供給力が需要を上回っていてインフレつまり景気の良い時期は逆に需要を満たすだけの供給力がない時代ですから、マッチングサイトの性格もかなり違ってくる部分も出てきます。
もちろん製造業に限っての話ですと対応できる技術力や対応力のある工場を探すというインフレでもデフレでも変わらない技術力にフォーカスしたマッチングサイトの使い方はあります。
さてデフレがずいぶんと続いていますよね、もう気分的なものではなくて実質GDPの伸び率を名目GDPが下回っている・・・なんて甘いものじゃなくて最盛期の800兆円あった名目値が500兆円まで下がっているのですから、正真正銘のデフレなわけです。
結果として高度成長期のようにより高く(高付加価値)右肩上がりの経済成長が前提とした製品開発があって、技術革新がなされてきたわけですね。
さて今の三十歳以下の方はデフレ時代しか経験がないから昔のことを言って始まりませんから、現代の話をいたしますが、より安くコストダウンに心血を削りより安い人件費を求めて海外に目を向ける事が正しい事のようになってしまっています。
かくしてデフレ時代のマッチングサイトは本当の意味の新規顧客開拓としてベストパートナーを見つけるというよりもコストダウンの競争入札のような感じが強くなってしまいます。
マッチングサイトのあるべき姿
かつて販売不振にあえいでいた日産自動車にカルロスゴーンが乗り込んできて、部品調達の系列を壊しましたよね?
確か三菱自動車も同じように柏会がなくなって部品供給におけるピラミッド体制が崩壊してしまったわけですが、そんな事をして一時的にコストが下がっても長期的なマイナスは非常に大きいと思いませんか?
なぜならば系列間の助け合いも技術交流も崩壊してしまうからです。
ですからマッチングサイトのあるべき姿とは目先のコストにとらわれないベストなパートナーを選ぶ場所を提供する事が理想だと思いませんか?
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