株式会社エクストラネット・システムズ
劣化診断・ポンプ統括的性能診断・画像処理・各種検査システム
株式会社エクストラネット・システムズ
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設備の投資回収率の向上を目指した
各種ソリューションを提案します。
IoTにて生産ラインの設備管理強化を図るための監視機能ソフトをご提供します。
いろいろなセンサー情報の関係性に着目した診断手法なので従来に比べて、早期に不良を検出し、その要因分析が可能です。
(注1)Internet of Things
(注2)特許第3382240号、特許第5753301号
※より詳しい情報につきましては弊社Webサイトをご覧ください。
[統計学を駆使したソリューション提供]
弊社は独立行政法人 科学技術振興機構プレベンチャー事業採択課題「次世代知能型設備診断システム研究開発チーム」をその前身とし、研究成果を事業化することを第一目的に設立されました。
弊社では、設備の運転時に生じる音・振動・超音波など常に変動する膨大なデータの中から、有用な特徴を抽出するデータマイニング技術の開発と、さまざまなノウハウの蓄積を行っています。
また、静的な設備やインフラ内に潜在する欠陥については、打撃や超音波、電磁波などの摂動を与えることによって得られる2次データに対する特徴抽出や異常識別及び劣化程度の推定を行います。
具体的には「相関抽出法」という独自の解析手法をコア技術として、お客様の保有設備のライフサイクルコストの観点に基づく保全最適化のコンサルティングや、プロアクティブ保全の中の原因除去型保全を簡便に実行していただくための診断サービスをご提供しております。
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製品・サービス
実環境下における信号は様々なノイズに埋もれ、また外的要因のため劣化し、観測されるデータは信号源とは異なるものとなります。
複数の信号源からの混成信号、反射波の混在、信号伝達特性の影響、センサーの機器特性による変化、回線特性による劣化、系外からのノイズなどの混合により観測信号は生成されます。
この中から目的の信号源を分離し、信号の特徴を抽出、識別する技術を設備診断に適用した次世代設備診断システムの研究を推し進めてまいりました。
その結果、「相関抽出法」という統計学を応用した特徴抽出法及び判別技術と、振動速度比の累乗則による劣化予測技術とを適用することによって、
- オーバーメンテを削減
- 軸受の交換周期を延長
- 低速回転機器(30~300rpm)の劣化診断が可能
- 回転の微小なアンバランスによる製品品質の低下を回避
などを実用化しました。
従来からプロアクティブ保全の中の原因除去型保全は振動データでは困難とされてきました。しかしながら「相関抽出法」という全く新しい特徴抽出技術を応用することによって、軸受の潤滑状態の変化や運転中における軸ズレ量の推定を定量的に把握することが可能となりました。
振動によるプロアクティブ保全が実用化されることにより、CBMの導入効果が、経営指標の一つとして評価できるようになりました。
この研究で得られた診断・解析ノウハウをもとに「プロアクティブ保全用診断サービス」「ポンプ省エネコンサルティング」をはじめとする様々な検査・診断ソリューションをご提案致します。
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プロアクティブ保全用診断サービス
当社独自の設備診断技術を使い、動機械の状態監視から異常原因の推定、劣化進展の監視、寿命予測、最適保全時期の決定支援などをトータルにサポートするサービスです。
☑機械寿命を延ばしたい
☑ライフサイクルコストを極小化
☑環境負荷を低減したい
サービス概要
劣化診断支援サービスは、当社製品の設備診断装置MDrまたは、お手持ちの生波形を保存できる振動計測装置を使用したサービスです。
お客様は対象機械の計測をおこなって頂くだけで、当社が独自の診断技術により、動機械の状態監視から異常原因の推定、劣化進展の監視、寿命予測、最適保全時期の決定支援などをトータルにサポートします。
サービス導入のメリット
異常の早期発見
当社特許技術である相関抽出法により、微小な変化を見逃しません。機械故障により生産ラインが止まる前に確実な対応ができます。
異常原因の推定
機械的状態異常であるミスアライメント、アンバランス、軸受傷などの異常原因を推定します。
軸受傷のトレンド予測
当社特許技術である相関抽出法により、軸受傷の劣化トレンドを予測します。軸受傷の劣化状態に応じたメンテナンスや交換時期の計画ができるようになります。
潤滑不良を検知
当社特許技術である相関抽出法により、潤滑不良を検知することが可能です。(機器の負荷が変動しても検知できます)軸受の交換周期延長により、保全コストを低減できます。
機械寿命の延長
機械的状態異常や軸受けの潤滑不良を早期に検知できるので、動機械への負担が減り、機械寿命を延長できます。
NO. | 保全方式 | 主要な技術 | 医療との比較 |
---|---|---|---|
① | プロアクティブ保全 | 故障の原因系の監視と修正 | 血圧やコレステロールを監視し、適切なダイエットを行うこと。 |
潤滑不良やミスアライメントの監視と修正 | |||
② | 予知保全 | 診断・温度・油中金属摩耗粉・アライメントの監視 | 心電図や超音波診断装置により心臓の欠陥を診断する。 |
③ | 予防保全 | 定期的なオーバーホールおよび部品交換 | バイパス手術または臓器移植を行う。 |
④ | 事後保全 | 故障が発生した後の処置(大きな生産損失と保全予算が必要) | 心臓発作が起こってから病院に駆け込む |
※より詳しくお知りになりたい方は弊社Webサイトをご覧ください。
劣化診断支援サービスとは
従来技術との比較
回転機械の状態診断・寿命予測を実用化
良否判定:感度が2倍に!
MTBF(平均故障間隔):2~3倍に延長!
従来技術の監視より早期発見が可能
健全性診断と総コストの経過を監視
コア技術
「相関抽出法により独自の特徴量を抽出」
これにより異常検出率の向上はもとより、正常時のデータが無くても初見検知が可能。
相関抽出解析法
相関抽出法は当社の特許技術のひとつで、信号の強さそのものではなく、周波数帯域間の時間的関係を基にした特徴量に着目した分類識別法です。
相関抽出解析法
競争力強化と環境対策を両立させる!
実績例
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生産機械の健全性評価サービス
機械メーカの工場内生産機械の稼働率向上や品質維持などを目的として、多種・特異的な回転機械の健全性を評価するニーズが多くなっております。
振動データ以外にも、超音波や電気データを利用した開発事例も出てきております。
相関抽出法は時間波形データであれば適用が容易ですので、広範囲な適用開発が可能です。
機械メーカ様の主な効果:
(1)潜在的欠陥や過負荷を検出(排除)
(2)経年変化による摩耗的故障を回避
(3)最適メンテナンス時期の提案
【実績】相関抽出法によって検出が可能となった劣化事象の例
(1)プラント機器メーカ
① 軸受グリース量不足(50%,30%,10%,5%の減少)
② 部品の不均一(微小な回転アンバランス)
③ ベルトの劣化(大・中・小)
④ 粉体スクリーンの摩耗
⑤ その他軸受異常
(2)エンジンメーカ
① ディーゼルエンジン/総合性能試験
② ガスエンジンの失火
(3)遠心型ポンプメーカ
① 出荷検査時のドライ運転の検証
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精密診断サービス
回転機械の異常発生原因を究明します。
簡易診断で異常が出ているが原因が特定できない、そんな時は経社の
精密診断サービスをお試しください。
当社独自の設備診断技術を使い、動機械の状態監視から異常原因の推定、劣化進展の監視、寿命予測、最適保全時期の決定支援などをトータルにサポートするサービスです。
※より詳しい情報やお見積り、お申込みは弊社Webサイトをご覧ください。
サービスの特徴
最新の診断技術で解析を行います
従来技術に加え、特徴量により状態を識別する新技術を採用。当社特許技術である相関抽出法で検知率も大幅アップ。
専門技術員と多彩なネットワークにより診断します
振動解析の専門技術員に加え、現場のノウハウが豊富な提携会社や大学教授といった多彩なネットワークで原因究明にあたります。
手軽で簡単にお申し込みいただけます
お申し込みはインターネットで。あとは対象機械の計測データ(振動・音響・AE)を送っていただくだけでOK。(本サービスは事業者向けサービスです。)
見やすくて納得の診断結果
カラーでグラフを使い、解析結果をわかりやすくご報告いたします。
保全方法もアドバイスします
異常の原因はわかったが、実際にどのような保全をすればいいかわからない場合は、当社が最適な保全方法をアドバイスします。
劣化診断
回転機械の設備診断
(1)軸受の表面肌荒れ(微小傷)検知
(2)軸受のトレンド監視(ローラ軸受)
(3)軸受の傷進展への適用
(4)トレンド管理と寿命予測
(5)軸受の潤滑不良検知
(6)低速回転機の軸受傷検知
(7)コンプレッサーのパッキン欠損検知
(8)ミスアライメントやアンバランスの検知と識別
(9)軸封からの流体微少リーク検知
(10)エンジン音の異常検知
(11)電流診断によるミスアライメント量の推定
(12)ディーゼルエンジンの燃費低減
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技術紹介
機械設備:2つの寿命と劣化診断
劣化診断・効率監視についての新たな背景
今日のグローバリゼーションの流れの中で広義の「信頼性」は、その概念を拡大しつつあります。それは、ディペンダビリティ(可信性:Dependability)という用語でJISとして正式に認定され、規格IEC 60300-3-15 Ed. 1.0.2009(b)に沿って、対象とする機械設備・システムを評価・審査・格付けする時代を迎えています。
このディペンダビリティ性を評価するためには、①信頼性(Reliability)、②保全性(Maintainability)、③支援性(Supportability)という3つの観点に、④効率性(Effectiveness)を加えて機械設備・システムの設計・製造・検査段階、および現場設置後のライフサイクルを通して多面的に、かつ総合的に評価できる新たな劣化診断・予測技術が必要です。なお、ここでの③「支援性」は、遠隔監視制御機能を指します。
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会社概要
会社名 |
株式会社 エクストラネット・システムズ |
設立年月日 |
2005年(平成17年)10月5日 |
所在地 |
〒730-0051 広島県広島市中区大手町3-1-3 IT大手町ビル6階 |
電話番号/FAX番号 |
TEL:050-6864-7019 |
資本金 |
資本金 17,500,000円 |
代表取締役 |
代表取締役 山本 隆義 |
事業内容 |
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基本情報【製品・製作技術】 |
ライセンス供与 |
アクセス・お問合せ |