最近に急に広まりだした言葉IoT(Internet of Things、IoT)について取り上げてみます。

読み:アイ・オー・ティー

直訳:(Internet of Things、IoT)モノのインターネット

簡単に説明してしまいますと物とインターネットを繋いでしまいましょうと言う事で、製造業の場合ですと工作機械をインターネットに接続して稼働状況や状態を離れたところから監視できるといった感じです。

とても身近なところで大概の企業に設置されているコピー機の多くがIoTの機能を持つようになってきていまして、故障した場合にメーカーの保守の方で状況把握出来るようになっていますよね?

問題は測定器(センサー)だと思いますが・・・

モノを何でもインターネットにつなげるといっても、エアコンのオンオフや工作機械が稼働しているかどうかを流れている電流で監視するレベルであれば簡単だと思いますが、センサーの精度やそれによる構造の複雑化が問題としてあると思うのですが・・社会全体の流れがIoTは世の流れみたいになると、本当は無意味なのに雰囲気でIoT化しましたなんて場合が出てくるような気がします。

監視カメラVs IoT

IoTという言葉が広まってくる前からWebに繋いだ監視カメラというものが有りまして、無人の倉庫を監視する事から始まって、夜間の工場稼働の状況を自宅や事務所で集中監視するという技術があります。

場合によっては物そのものがインターネットに接続された状態よりも、離れた場所からカメラで監視したほうが、幅広く監視ができる場合もあります。

シンプル・イズ・ベスト

最新技術も良いですし工夫と改善によってより良い製品が世に送り出されているわけですが、最近シンプル・イズ・ベストといフレーズをあまり聞かなくなったような気がします。

以前に松下幸之助がVHS陣営を選んだ話 というコラムを書きましたが、構造が単純で部品点数が少ないほうがコストも安く作ることが出来て、故障も少ないのですから、これからはIoTだからといって必ずその流れを追いかけなくてはいけないというわけでは無いと思います。

このあたりは世の中の状況と差別化と考えていく必要がありますよね?

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