今の若い人は知らないかと思いますが、今から35年ほど前に家庭用にテレビ番組を録画するビデオデッキが登場しました。

その当時、SONYを中心とする規格ベータマックスとビクターが牽引するVHSとが市場をまさに二分していて激しいシェア争いをしていました。

その家庭用ビデオデッキのシェア争いに結果的に終止符を打つことになったのが、松下電器産業(現パナソニック)がVHS陣営に加わった事です。

当時の松下電器産業は家電販売の世界で絶大な力を持っていたのでありまして、全国に張り巡らされた街の電気屋さん(ナショナルのお店)が一気に販売しましたので、短期間でVHS陣営は大きなシェアを獲得して争いに終止符を打ったわけです。

さて話を経営の神様と呼ばれた松下幸之助さんに進めますが、VHSを生産しようかベータマックスを生産しようか経営幹部たちは最終的な判断を松下幸之助に求めたのだそうです。

そこで松下幸之助さんはVHSとベータマックス両方のビデオデッキを持ち上げてみて、ではVHSで行きましょうと即決だったという事です。

さて松下幸之助さんがなぜ二種類のビデオデッキを持ってみただけで、VHSに決定したかということですが経営の神様だから・・なんていうのは嘘で、とても単純明快な理由で選んだのだそうです。

それは、二台を持ち比べてみてVHSのビデオデッキのほうが軽かったからなのだそうです。

つまり軽いということはそれだけ部品点数が少なくて少ないコストで生産出来て、販売競争に有利になるという判断だったということです。

うーん伊達に経営の神様と呼ばれてはいないということでしょうか?

松下幸之助が語った自分が成功した3つの要因

経営の神様と呼ばれて事業で大成功を収めた松下幸之助さんが、後年語った自分が成功できた3つの要因というのがあります。

それは

  1. 生まれた家が貧しかった(祖父の代までは金持ちだったとの事)
  2. 学歴がなかった(小学校しか出ていない)
  3. 病弱だった

の3つが有ったから自分が成功したとしか思えないのだそうです。

生まれた家が貧しかったから金持ちになろうと努力した、幸之助さんは小さい頃に祖母に昔はあそこからあそこまで、松下家の土地だったんだと聞かされたそうです。

家が貧しかったので小学校を出て丁稚奉公をする事になるのですが、学歴がないから社会に出てから一生懸命勉強したのだそうです。

また小さい頃から病弱だったので、人を育てることを一生懸命やったのだそうです。

私でしたらダメな理由というか成功できない理由にしてしまう現実を成功の要因と考えられるという事がやはり神様なんでしょうね?