オールインワン治具製作
有限会社中島精工

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技術力×発想力×人間力

日本のものづくりの屋台骨として未来を考えます。

中島精工ロゴ

熟練の技術者たちの知識や経験によって磨かれてきた「技術力」

設計から取り付けまで全工程に柔軟に対応し、仲間同士で知恵を絞る「発想力」

お客様の役に立つためなら、一切の妥協をしない「人間力」

当社の強みである「技術力」「発想力」「人間力」の3点を結んだ三角形が、お客様と結びつき、握手しているイメージをロゴマークに込めました。

私たちは一社でも多くのお客様と出会い、ありがとうの握手を結べるように全力で前進していきます。

※より詳しい最新情報は弊社WEBサイトをご覧ください。

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企業理念:中島正開社長インタビュー「世の中に感謝し、感謝される会社へ」

創業1980年、従業員数6名。
少数精鋭、設計から組み付けまで一貫して請け負う対応力とスピードで顧客満足を追求する中島精工。
その事業の核となる経営理念について、込められた想いを伺いました。

中島正開社長

誰かに必要としてもらえる人間を育てるのが、私の使命。

私はずっと、機械の部品工場の社長をやっている父の背中を見て育ちました。

小学校の文集で将来の夢について書いた時も、『会社の後を継ぎたい』と書いたほど。

高校卒業後、早く社会に出たくて就職。1年後に父の会社に入社しました。

当時の私はまわりが見えておらず、自分のことばかり考えていました。

何年か経って父はそろそろシッカリてほしいという意味を込めて私を専務にしましたが、従業員たちは私の言う事なんて聞くわけがありませんでした。

そんなある日、社長に就任することになってしまいました。

私は私なりに何とか会社を大きくしようと考えたのですが、誰も協力してくれず、頑張りはすべて空回り状態。

それが2年続き、経営者仲間の大先輩に相談しました。

すると先輩が言いました。

「お前、何のために会社やってんだ?」と。

当時の私は社長になって良い生活がしたかったので「より良い生活の為に会社を大きくしたい!」と正直に答えました。

「考えてみろ。お前の欲望のために従業員が働くと思うか?」

ガツンと頭を殴られた思いがしました。確かにそうだ。

私はこの言葉のおかげで、何のために中島精工があるのかを見つめ直すきっかけをつかんだのです。

そんな矢先、交通事故に遭い病院に運ばれました。

病院からの連絡を受け、親族が集まりました。

そのとき従兄弟から貰った言葉も今の私を支えています。

「神様からもらった命なんだから、大事に使えよ」。

それを聞いた時はもう涙が止まりませんでした。
本当に生きていて良かった。

そして自分の命は何のためにあるのか、私は真剣に考えるようになりました。

その答えが見つかったのは、今から約7年前。

仕事でタイに行っていたとき、偶然治具のメーカーを探している方とお会いしました。

一度も面識がなかったはずなのに、その方は中島精工の名前を知っていたのです。

「治具を探してまわりに聞いたとき、どの企業さんも中島精工が一番良いと太鼓判を押していまして。

こんなところで偶然お会いできてうれしいです。」

その瞬間、私の心の中で何かがピーンと弾けました。

父や従業員達が育ててきた中島精工が、日本から遠く離れた地でも喜ばれている!

そう思っていただけている事に感謝の思いでいっぱいになると同時に、もっともっとお客様の役に立てるようになりたいと心の底から思いました。

それからはがむしゃらに前進!

おかげ様で業績も伸び、海外展開もビジョンに見えるほど良いサイクルになりつつあります。

【人に感謝して、感謝される。】そういうことに喜びを感じられる人を育てることが私の使命です。

ご依頼をいただいたら絶対に断らない!

「助けてくれ」「急ぎなんだが」
お客様からそう聞いたら、とにかく飛んで行くようにしています。

そしてどんなに無理だと思っても絶対に無理だと言わない。

自分たちに出来る限りの事を精一杯やって、それから先はお客様と相談して進めていきます。

お客様のご要望に対して拒むのは、弊社の都合でしかありませんから。

少しでも困っているお客様の役に立つことを考えるのが中島精工のスタイルです。

どんなことに対しても全社一丸となって対処できる会社にするためこの姿勢は従業員全員に日頃から伝えています。

人材採用に関しても採用基準を改めて、資質(人柄)を最重視するようになりました。

中島精工の核である感謝の精神を素直な気持ちで受け継いでいける人材を磨いていけるように会社の制度を整えていこうと思っています。

「やっぱり治具は中島だね」と世界中の人に必要とされる会社へ。

「ありがとう」は言葉は違いますが全世界共通の気持ち。

今後は日本の中だけでなく、世界の舞台でも誰かに必要とされる存在になっていきたいと考えています。

そして世界中の方から「やっぱり治具は中島だね」と言ってもらえるようになるのが目標です。

ただ治具だけに囚われるつもりはなく、治具を中心として手を広げた先にお役に立てる事があれば、何でも挑戦していこうとも思っています。

もちろん従業員の中から新事業の提案があれば、前向き且つ真剣に検討していきます。

「ありがとう」と「治具」を中心軸に、感謝の輪を繋げて広げていける会社。それが今後の中島精工の姿です。

※より詳しい最新情報は弊社WEBサイトをご覧ください。

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中島精工の強み

社員インタビュー「設計から納品までの一貫製作!スピードが違います」

社員インタビュ-

職人全員がエキスパートであり、オールラウンダーでもある

私たちの仕事はオーダーメイドの治具製作。

打ち合わせで必要な情報を整理した後、会議で各々職人たちから意見をもらい仕様を決定。

図面に起こしてクライアントに確認後、部品製作に入ります。

最終的に治具を作動させるための電機部分やソフトウェアも独自に設計し、クライアントの工場へ組み付けに
伺って治具を取り付け動作調整を行い、動作確認したら納品です。

このように治具の製作には色々な工程があるのですが、中島精工では全工程に一貫して関わって製作しますので、トラブルや微調整などの細かな部分の対応スピードが違います。

職人たちも自分の担当工程だけでなく、その関連工程もわかるので柔軟な対応ができ、クライアントからは「安心して任せられる」と信頼を頂いています。

職人全員がエキスパート

目標であり、仲間であり、家族でもある。頼りになる仲間たち

やっぱり仕事の話題が多いですが、雑談も普通にしますし、一緒に釣りに行ったりもしています。

社員旅行とかはまだ無いですが、これからはそういう機会も増やしていきたいと中島社長は言っていました。

優しくて頼りになる仲間が多くて、この前も完成した製品を組み付け工事をしに行った時があったのですが、不具合が出て工事日程がどうしても足りなくなってしまったんです。

会社に電話したら、メカのエキスパートの仲間が「わかった!」と助けに駆けつけてくれて無事納品することができました。

相談し合ったり、助け合うのは日常のこと過ぎて逆に紹介しにくいですね(汗)

目標は「気軽に頼られる、ありがとうと言ってもらえる存在」

目指すところは、仲間からもお取引先様からも何でも頼ってもらえる存在になりたいですね。

上手く言葉にならないのですが、やっぱり「ありがとう」と言ってもらえるのは気持ち良いですし、私も教えてもらいたい事がたくさんありますから。

私は元々電機の知識だけで入社したんですが、今では見積も打ち合わせも全行程に関わるようになりました。

すると電機工程だけでは見えていなかった、お客様のお困り事が見えてきて解決できるようになってきたんです。

そして「ありがとう」の言葉は今までにない喜びが ありました。

専門の幅を広げるのは大変ですが、その先のやりがいも大きかったんです。

これからも自分で限界を決めず、色々な事に興味を持ってチャレンジして視野を広げていきたいですね。

そして色々な人から「ありがとう」と言ってもらえるような存在になりたいと思います。

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製作実績

実績の一部をご紹介します。

加工治具

加工治具

Mi,DR加工機の改造

製作期間:2.5ヶ月

加工精度の改善をするために構造から考えて改造しました。

スムーズに動きながらもガタつかない絶妙の治具の精度を目指し、 微調整は職人の手作業で何回も測り直しながら繰り返し行いました。

結果、0.001ミリ単位での調整をして精度向上に成功。 納入先の業務改善アワードで社長賞を受賞しました。

加工治具

加工治具

FM加工 DT加工

製作期間:3ヶ月

ひとつの設備で5つの加工工程を集約した治具です。

まさにスペースとの格闘でした。 5つの行程を1台に詰め込むのは前代未聞のことで、 各工程ごとにスリムアップをはかりながら、 いかに剛性を維持するかがポイントでした。

加工治具

加工治具

FM加工 DT加工

製作期間:1.5ヶ月

異なる治具を1台に集約しました。

重切削をするためには高い剛性が必要でした。

部品の強度を高めるために 材質の選定と、形状の設計にこだわりました。

取りだしバリ取り装置

取りだしバリ取り装置 取りだしバリ取り装置

製作期間:1.5ヶ月

鋳造で鋼管を作る際に必要となるシェル芯(写真中央の茶色の物体)。

そのシェル芯のバリ取りをする機械です。

白いアームの先には刃物が付いていて製品をなぞりながらバリを取ります。

シェル芯は非常にもろいため絶妙なタッチが必要で アームの強さの調整は手作業で行いました。

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会社概要

商号 有限会社中島精工
NAKASHIMA PRECISION MANUFACTURING Co.,LTD
所在地 〒444-1222 愛知県安城市和泉町大海古6-8
TEL:0566-79-2155 FAX:0566-79-2156
創業 昭和54年(1980年)8月1日
法人設立 平成16年(2004年)6月24日
代表者 中島正開
営業内容
  • 各種自動化対応設備の設計製作(自動車部品関連及び医療機器)
  • 加工治具及び専用機の設計製作
  • 検査設備の設計製作
  • 組付け機の設計製作
  • 搬送機の設計製作

上記各施設の改造工事
その他部品加工

主要納入先 武蔵精密工業株式会社、株式会社デンソー、豊田自動織機株式会社、
アイシン精機株式会社、アイシン・エイ・ダブリュ株式会社、株式会社東海理化
主要取引先 岐阜機械商事株式会社、三機商事株式会社、株式会社キラ・コーポレーション、
株式会社井高、豊通エンジニアリング株式会社、ユアサテクノ株式会社、
武蔵精密工業株式会社、株式会社トミタ
(敬称略、順不同)

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