日本の仮想店舗市場において圧倒的なシェアを誇っていた楽天市場の失速が目立って来ました。

圧倒的なシェアと知名度に資金力もい相まって、過去において何度も追随しようとした企業が何社も出てきましたが、楽天市場の牙城を崩すことが出来ない状態が何年も続いていたのですが、取扱量はAmazonに大きく水を開けられてしまい、Yahooショッピングが一気にテナント企業を奪われてしまっているようです。

液晶パネルで圧倒的な強さを誇ったシャープが短期間で凋落してしまったことは記憶に新しいですが、圧倒的なガリバー企業で有っても長期間に渡ってその地位を保持することは難しく、逆に機を掴んで行動すれば巨大な先行企業が市場を独占する市場においてもチャンスは有るという事だと思います。

楽天凋落のイメージ

楽天市場凋落と衰退の原因を私目線で考えてみると

ユーザー目線に立てず改良改善を怠ってしまった

商品の探し難さの問題

出店店舗数も多くてほしいものを探すには楽天市場が一番見つかる可能性が高くて利用していましたが、キーワードを打ち込んでほしい商品探そうとしても、キーワードスパムと呼べばよいのでしょうか、山ほど関係ない商品が検索結果に現れてしまい、パソコンでの閲覧ならまだしもスマホでの利用となるともうストレスになるほどの状態を放置したままですから検索しやすいAmazonを使うようになってしまいました。

メールマガジンの問題

拒否が可能と言ってもとにかく楽天市場で買い物をすると、あとからやたらとメールが送られてきてしまいます。

その数はAmazonの比ではありません。

ネットでの買い物がパソコン主体の時代でしたらまだ良かったのですが、スマートフォンでの利用が圧倒的に多くなった現代では、スマートフォンへやたらと時間を選ばずメールが入ってくるのは迷惑と感じてしまう人が多いと思いますが、減らすという兆候は全く無いようですね。

送料の問題

これはショッピングモールとして様々な店舗がバラバラで運営していますからAmazonのように統一の体系を取れなかったという事ですが、先行投資で物流センターを整備したAmazonと勝負にならない所まで来てしまったような感じです。

楽天市場では商品ごとに送料を確認して購入を検討しなければいけませんし、更に輪をかけて店舗によっては非常に送料の確認がしにくいのですから、ユーザーの利便性を考えて改善すべきだと思いますが、まったく改善の兆しが無いようです。

そもそもログインした状態で住所は把握しているのですから、商品と一緒に送料を表示する事も出来るのですけど、技術的なものよりも改善を怠っているとしか思えないのです。

なぜ日本企業が勝てないのか?

資金力の問題ですとかスケールの問題とか色々と言われますが、わざわざグローバルなデファクトスタンダードを考えてしまうからではないでしょうか?

携帯市場ガラパゴス時代は国内企業がまともに営業していましたがグローバルに合わせた途端に凋落してしまいました。

前にウサギとカメの話を書きましたが、得意分野に引っ張り込む戦術が日本企業に必要だと思います。

個人的には楽天が社内の公用語を英語にするなんて本気でやってしまってから、日本ユーザーの声を吸い上げて反映できなくなって衰退して凋落しているように思えるのです。

別のコラムで中国経済の崩壊について書きましたがどんなに盤石に見えても常に崩壊の危険性を持っているという事をプラスに考えるのかマイナスに考えるかで未来は変わってくると思うのです。