就職先や転職先として製造業(ライン従事や設計や技術職など色々ですが)を選ぶ際に、仕事の内容もそうですが、一定以上の規模があって福利厚生が充実しているかどうかを推し量るポイントの一つとして社員食堂が有るか無いかという部分に着目するという人もいらっしゃいます。

食品製造ラインの工場など食べ物に関係する製造業では社員食堂を完備している場合が比較的多いようですが、社員食堂の完備率と社員の定着率、離職率には相関関係が有るようです。

話は逸れますが学生アルバイトに人気が有るといいますか、かなり高いポジションで選択要素になっている事柄に食事補助や賄いの食事があるというのがあります。

まぁ時間給が数十円安くても賄いの食事が提供されるとなると、外食やお弁当を購入する事と比べたら経済的にお得になるという単純な話なのですが、社会人として就職先や転職先を選ぶ際にも、微妙な部分で就職先を選ぶかどうかに関係してきます。

中には昼飯まで上司や同僚と同じ空間で同じものを食べたくないという人も存在するでしょうけど、毎日食べる昼飯で悩みたくないとか、経済的にもそのほうが助かるとかいう考えが働く人もいますし、日本には同じ釜の飯を食べた仲間という言葉があるように、一緒に食事をするという意味合いは大きいのです。

社員食堂の有無が製品品質も左右する?

食育(しょくいく)という言葉がすっかり定着いたしましたが、人の体は脳みそも含めてすべて食べたものから出来ているのですから、従業員の食生活が乱れていれば、やがてそれが労働に影響して製品の品質にまで影響を及ぼすと言っても過言ではないと思いませんか?

昼飯だけで従業員の食生活の管理が大丈夫だとは言いませんが、食育的な視点から考えても、社員食堂の果たす影響は小さくないのでは無いでしょうか?

社員食堂減少の理由ははっきりしていますが

今から十数年前の話になりますが、人件費の流動化との良くわからない理由で、多くの正社員を非正規の派遣社員に置き換えて、それと同時に社員食堂まで廃止してしまった企業がありましたよね?

その場しのぎにしか私は感じなかったのですが短期的には人件費が削減されて、福利厚生費も同時に削減されて単年度ベースでの会社の利益には貢献したようですが、トータルで失ったものは、とてつもなく大きかった事は容易に推測がつきます。

日本が人件費の安いアジアの国に人件費コストで圧倒的な差があって勝てないのですから、日本らしさのと言いますか、家族経営の良さとか社員を家族のように扱える強みを生かさなくてはいけないと思うのです。

社員食堂の事からそんな事まで考えてしまうのです。

関連ページ:製造業への就職・転職特集ページ