産業革命から機械化が一番進んでいる業界のひとつである製造業界でありますが、それでも機械を動かすのもお客様と交渉するのも、基本的には主力は人の手や目に頼ることになりますし、人で不足で需要に応えられないとか、人の出入りが激しい企業というのも対外的にイメージが良くないですから、人材確保も製造業の経営において大切な項目ですね。

人を大切にすれば人が残る

という事は誰でもわかっている事で簡単な事のようで一番難しかったりしますが、賃金つまりコストの問題が非常に大きく関わってきますね?

人件費を上昇させますと固定費が上がって製品コストに跳ね返ってきて、競争力に関わってくる問題なので、簡単に給料を上げるわけにはいかないので、人で不足を残業でまかなう事にしているとか、一時的な繁忙期は人材派遣を活用している製造業も少なくないと思いますが、大手製造メーカーを中心に人材確保の一環として、正社員比率を高めていく方向に進んでいますよね?

これは別に情が絡んだとかいった事ではなく、そろばん勘定を改めてやってみたら正社員として雇用して自社内に人材を確保しておいたほうがお得だという結果になったからです。

それは単純に派遣労働者を受け入れたほうがコストが安いと思って使ってみたところ、意外とコストがかかる事に気がついた工場が少なくないようです。

たとえば人材に対する研修や育成ですが、派遣労働者として雇い入れた社員に対して、コストをかけて教育を行うという事はあまりしませんが、これが何年も継続していますと正社員として社員を雇用して継続的に人材教育をしている企業との総合力の差が出てきてしまいます。

また派遣労働者は派遣元の取り分がありますし、独自にパートやアルバイトの募集を行うにしても一定の人材確保にかかるコストが馬鹿にならなかったりします。

日本式家族経営を捨てて弱くなった日本の製造業

日本の製造業 人材確保

前に突然ですがウサギとカメの話という内容の話を日本復活の鍵は製造業の中で書きましたが、勝負するなら自分の得意なところに相手を引っ張ってきて、自分の土俵で勝負しなくてはいけないところを、わざわざグローバル市場に出て行って、負けてしまったというのが現実で、そもそもグローバル化という実体のないイメージにに引っ張られてしまっただけというのが現実ではないでしょうか?

私は日本古来の考えかたややり方の強さに早く気がついた企業が国際競争に勝ち残ると思っているのです。

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