人工知能とビジネスマッチングとファジー
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今回の話題はビジネスマッチングですが、話題作りだけのためなのかどうか不明ですが、人工知能を搭載したビジネスマッチングとううサービスを目にするようになりました。
ただコンピューター上で動作するソフトウェアと人工知能との線引きも不明ですし、では20年前に発売されたファミコンの将棋ソフトが人工知能かどうか?に明確な回答を出来る人は少ないと思うのです。
まぁ人工知能を使ったマッチングと言っても就職や転職でも結婚相談(仲介サイト)でも、20年以上前からコンピューターを使ったマッチングをうたっているところがあるのですから、単にAIとか人工知能という言葉が今風だから使っていると言う場合も少なくないような気がします。
実は今唐突にファジーって言葉を思い出したのですが、曖昧という意味だそうで家電製品を中心にファジーな家電が色々出てきたと記憶しているのですが、曖昧な内容で何か製品を作りたいと考えている発明家がいて、抽象的で曖昧な言葉で対応してくれる工場を探せると、これは人工知能が正しく動いていると判断できるのではないでしょうか?
例えばですね、”鉄で出来た板を直角に曲げる”という加工をしたい人が居たとして、マイクに向かって「鉄で出来た板を直角に曲げてくれる工場を探せ!」と命令したとしましょうか?
実際この手の検索を(内容は違いますが)様々なところで試してみましたが、現時点では使い物になるレベルの検索はありませんでした。
まともに板金加工対応が出来る工場を探してきたら、人工知能は確かに知能と読んでも構わないと思いますが、まともに検索できないようならまだ発展途上の検索エンジンの域を出ないわけで、人工知能とは呼べないと思います。
これが人力でしたら材料が鉄で曲げ加工といった感じに分解して検索をかけますから、まともに対応できる工場を見つけてくるのですが、いまですと三歳児レベルの人工知能と表現したほうが良い場合が少なくないと思います。
音声検索が今後の中心に
おおかたの予想が今後のWEB検索の中心は音声検索になるという事ですが、そうなるためには音声内容を文字情報に変換して、ニュアンスを汲み取って的確な情報を探してくる事が必須になってきます。
まぁ人間でも普通に沢山間違えるわけですから、人工知能も多少の間違えが有ったほうが愛嬌があると言えなくもないわけですが、とにかく人工知能の研究で最先端を行っていると言われているGoogleでさえ、検索で試してみるとまだまだであると考えてしまうのです。