新規顧客開拓アプローチの順序が逆では無いですか?
ホームページで新規顧客開拓を行う場合に気をつけなくてはいけない事が一つあります。
それは潜在顧客がネット上で情報を調べる際に、どんなキーワードを打ち込んだ人が自社の顧客になり得るターゲットになるかという推測をしっかりしなくてはいけないと言うことです。
それは用途から検索されて自社のホームページに来てもらって、その用途であれば当社のこんな製品がお役に立ちますという順序と言うことです。
つまり提供できるサービスと潜在顧客が探しているサービス名が一致していれば問題ないのですが、例えば宇宙コマとか地球コマを復刻版で作りたいと思っている人が居たとしましょうか?
自社が持っている加工技術で復元は可能だし一定量以上であれば量産価格とまではいかないまでも、対応可能だとします。
ここからは潜在顧客がどんなキーワードで検索するかの推理ゲームになってしまうのですが、ダイレクトにコマの作成で探すかもしれませんし、もしかしたら玩具の製作で探すかもしれませんよね?
ところで自社の持っている工作機械と技術をもってすれば宇宙コマ位は簡単に作れるとしても、ホームページにヒットするキーワードが金属加工とか旋盤加工とか一般的な言葉だけでは、絶対に潜在顧客がホームページに入ってきて相談に来る可能性は無いのです。
まぁ玩具の地球コマというのはあまりに間口が狭すぎるのかもしれませんけど、一定割合の潜在顧客は機械加工の事を分っているわけではなく、なにか形にしてもらいたいという希望を持っていて、それがどんな加工方法で加工すべきものだとか、材料は何が良いのかまでわかっていない人も中にはいらっしゃるわけです。
特にホームページいくらでもページを増やして入り口を増やすことが出来るのですから、もし金属製コマの製作もお任せくださいというページが日本に一つしか無かったら、かなり高い確率でまず問い合わせしようと思うのではないでしょうか?
少したとえが極端で解り難かったかもしれませんが、潜在顧客が何かを作ってくれたり加工してくれる工場を探すシーンも打ち込むキーワードも思っている以上にとても多いという事は間違いないのです。
全ての物やサービスは実際使ってみないと良さが分らない
だからろくでもない業者が宣伝広告だけに全力を出して売り上げを伸ばしたりするという事象が起きたりするわけですが、プラスに考えれば良い物や高品質な製品を世に送り出して合わせて上手に広告宣伝が出来れば必ず売り上げは上がるという事なるのです。
顧客開拓がどうもうまくいかないと感じたらチェックすべき点は非常にたくさんあるという場合が多いのです。
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